70代元ミス日本「糖質制限をやめたらシワも減った!」愛用のキッチン家電もお披露目
「お尻アップ体操」を考案・指導している谷玉惠さんは、いま77歳。ミス・インターナショナルの日本代表に選ばれた19歳のときからほぼ変わらない体型をキープしています。エイジレスなしなやかさと美しさを保つ、谷さんのルーティン。筋トレ、ウォーキング、シャンソン、タヒチアンダンスに続く第5回は、便利家電で日々生み出す健康メニューです。
▼▼谷さんの日課も紹介
奇跡の78歳!ジーンズ姿が似合う 谷 玉惠さんの週3日の筋トレとは
※この記事は2023年4月の記事をリバイバル配信しています。
PROFILE
谷 玉惠さん
(たに・たまえ)1945年東京都生まれ。19歳のとき、ミス・インターナショナル日本代表に選ばれる。1985年東京・青山にTAMAE・ヘルス&ビューティ研究所を開業。骨盤のゆがみを改善する整体・鍼・ダイエット体操等の指導を行う。2016年、古希を機に教室を閉じ、現在は、フリーランスの鍼灸治療家、健康運動指導士として執筆、講演、訪問治療等に、幅広く活躍。
主食を復活したら、しわも改善!
日々アクティブに過ごし、19歳のときからほぼ変わらない体型を保っている谷玉惠さん。食生活にも気を遣っているのでは?
「気を遣わなきゃいけないんだけど、甘いものが好きなので、食後にすぐに食べたくなっちゃうの。今日からは、それをグッと抑えよう、という気持ちなんです」
と、おちゃめに笑います。
「コレステロール値とか中性脂肪値は“異常なし”ですけれども、おなかが出てくる。運動をしていても、年齢なりに代謝がおちているんですね。30代に戻るのはムリなこと。万能ってわけじゃないから、ある程度、食べ物に気をつけていかないとね」
とはいえ、ムリなダイエットをすることには反対だといいます。
昨年、谷さんは、極端な糖質制限をしていた時期があったそうです。
「1年ほど、朝も夜もパンやご飯は一切食べずに、おかずだけ食べて、さらに筋トレをやっていたものだから、やせすぎてしまったんです。ベストの体重は53キロなのに、50キロを切りそうになり、顔にもしわがワーッと出てきて、自分でこわくなりました。あー、これはいけないな、と思って。主人にも、極端な糖質抜きダイエットがよくないのではと指摘され、それ以来、主食を復活させています。朝はパン、夜はご飯を1膳から1膳半食べるようにしたら、2㎏太っただけで、しわもなくなり、元通りになりました。ほんとに、ホッとしています」
年齢に関係なく、栄養バランスが偏るようなムリなダイエットは、体調にも美容にもよくありません。それを実感したという谷さんです。
便利なキッチン家電でレパートリーが増え、栄養バランスも良好に
その一件以来、食べ物により気を配るようになったとか。
「といっても、手をかけてるわけじゃないの。手間も時間をかけずに、メニューが広がる調理家電を手に入れて、いろいろ試してみるようになったんですよ。テレビ通販で購入したアラジンのトースターがとっても便利なんです」
たとえば、合いびき肉を250gに、みじん切りの玉ねぎを混ぜて、ミートボールに。それを附属の耐熱皿に入れて、つぶしたホールトマト缶を加えて味付けし、240度で10分加熱するだけ。
「たったこれだけで、レストランみたいなトマト味の肉団子ができるんです」
それまでも、野菜中心のカレーやクリームシチュー、フランス留学時代に旅先のスペインで食べたパエリアなどを作っていたそうですが、1台のトースターのおかげで、がぜんレパートリーが増えたそうです。
「インターネットで家電の名前を入れて検索すると、レシピが次々と出てくるんです。このトースターのおかげで、クルミ入りのマフィンとか、豚肉と玉ねぎのレモンソースとか、鮭のパン粉焼きとか、30分もあれば簡単にいろいろな料理ができちゃうの。食生活がとても豊かになり、栄養バランスもよくなりました。マフィンなんて、2分半で焼けるんですよ」
ちなみにこのトースターのお値段は、購入当時約1万4000円だったとか。
「コスパがいいでしょ。その後、煮物もできる同種の新商品が発売されたので、少し高くてもそちらにすればよかった、と思っているんですけどね」
便利なキッチン家電のおかげで、手間も時間もかけることなく、栄養バランスのいいおいしい食生活が実現しました。新しいものにどんどんチャレンジして、自分のものにしていくところは、谷さんが年齢を感じさせない魅力の源なのかもしれません。