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年金5万円でおしゃれも楽しむ!72歳の人気ユーチューバーのつらくない節約術とは?

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ゆうゆう編集部

無理せず楽しむ。暮らしの節約ヒント

ファッションだけを見てもお金のかけどころと抜きどころがはっきりしているロコリさん。他の分野でもメリハリをつけている。

たとえば、基礎化粧品はお手頃ブランドだし、メイクアップコスメはメルカリで購入。

「お化粧は見苦しくない程度にうっすらとするだけ。高価なクリームを使うのではなく、ユニクロのUVカットパーカを着て日傘と帽子を欠かさないのが私のスキンケアです」

節約のため髪も染めるのをやめたのだが、月に1回カットには通う。

「伸びちゃったな、嫌だなと思うことがストレスで。いつもシャキッとした気分でいられるのは大事です。食品や日用品は、2時間ほどかけていくつかの店を回り、一番安いお店で買うようにしています。節約と運動を兼ねて一石二鳥ですね」

食事は必要な栄養を簡単にとることを優先しているという。

「アルバイトで疲れたときは疲労回復効果のある豚肉を食べるとか、赤白黄緑黒の5色の食材をなるべくそろえるとか、そんな程度です。魚料理は面倒なので、お総菜が安くなる夕方を狙ってお店で買ってきます」

ただし、食卓の風景がわびしいと心もわびしくなるから、陶芸が趣味の友人が作った食器を安く譲ってもらい、楽しく演出している。

ロコリさんが住むのは築50年の古い日本家屋。母のためにお風呂をリフォームした以外は古いまま手を入れてこなかったが、家の中も自分らしくと、ユーチューブのDIY動画を見ながら壁紙を替えたり、押し入れのふすまを外してクローゼット風にしたりと少しずつ改造にもチャレンジしている。

「今どきのナチュラルなインテリアより、ポップなテイストのほうが目くらまし効果があって、古い家もおしゃれに見えるのでは?と思い、カーテンや家具はカラフルなもの、個性的なものを選んでいます。
 
特にデザイナーズチェアが好き。普通に買うととても高いのですが、メルカリで数千円~1万円台で購入できるものを探して集めています」

働いて、節約して、 賢い家電を使いこなす

年金以外の収入を得るため、69歳からマクドナルドでアルバイト。「いろいろな世代のお客さまや同僚と話し、刺激をもらいます」

消費期限ぎりぎりで半額になったパンも、バルミューダのトースター(写真奥)で焼けば外はカリッ、中はモチふわ、の焼き上がりに。

家事の中でも、加齢とともに一番辛くなったのが床のふき掃除。週に一度、掃除ロボットの「ブラーバ」に家中をふき上げてもらう。

お風呂の残り湯を衛生的に保つ「ふろ水ワンダー」で、水道代を節約している。

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