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【どうする家康】武田勝頼(眞栄田郷敦)が叫んだ「御旗・楯無ご照覧あれ」。誓った取り決めは、絶対に破ってはいけなかった

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鷹橋 忍

山県昌景とは

山県昌景は、武田信玄・勝頼と二代に仕えた武田家の重臣です。
ドラマでも信玄や勝頼の側近くに、仕えていましたね。
昌景は、その名と武勇が知れ渡った武士であると同時に、内政や外交でも活躍しました。

ドラマと同じく、昌景は設楽原の戦いで、命を落としています。
『甲陽軍鑑』によれば、鞍の前輪が外れたところを、鉄砲で撃ち抜かれたといいます。

また、山田裕貴さん演じる本多忠勝の部隊に捕まって数発の銃弾を浴び、軍配を咥え、しばらくこらえたのちに、馬から落ちて、亡くなったという話も伝わります(河合敦『徳川家康と9つの危機』)。

昌景の死は武田家にとって、大きな打撃だったに違いありません。

武田家、まだ滅びず

岡田准一さん演じる織田信長は、設楽原の戦いのなかで、「武田を滅ぼしにきた」と発言していましたが、勝頼は戦場を無事に脱出して、生き延びました。

多くの犠牲を出したとはいえ、武田家はまだ滅びていません。

勝頼は、これからどうやって武田家を立て直し、家康に対抗していくのでしょうか。

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