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72歳・元ミス日本 伊藤千桃さんの暮らしの工夫と日々の心がけ。「手作りおやつで英気を養います」

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ゆうゆうtime編集部

住まい/ おしゃれ

ものも服も好みが変わらないので何十年も使っているものばかり。さらに「もったいない精神」からあるものでまかなう癖がつきました。

8 ものを眠らせない

年を重ねるとものを減らす傾向にあるようですが、私はまだその手前の段階。持っていても使えていないものがたくさんあるので、引っぱりだして飾ったり、使ったりしています。最近出したのは旅先で買った赤いヴェネチアングラス。花瓶としてなら日常でも使えます。

9 手仕事の品を暮らしのパートナーに

物欲は強いほうではないのですが、国内外問わず、手仕事の品に惹かれます。このインドネシアの工芸品のワヤン(操り人形)はいとこがプレゼントしてくれたもの。天然素材で作られる家具やかご、装飾品は年を重ねるほどに味わい深くなり、暮らしにぬくもりを添えてくれます。

10 いただきものを自分流に使う

昔からトレンドに興味がなく、たまたまご縁のあったものを長く使っています。こういった性分からか昔なじみの友人から「これ使って」と古物を引き受けることもしばしば。たとえば今は貴重な水屋だんすもそのひとつ。食器棚は間に合っているので、洋服を入れてみたらサイズがぴったり。固定観念にしばられることなく柔軟に暮らしていければと思っています。

11 おしゃれも生活の一部

養母からちょっとそこまで行くのにも身だしなみを整えるようにしつけられたせいか、服装にはいつも気を使うようになりました。犬の毛が気にならないシャツは私のユニフォーム。アクセサリーも毎朝どれにしようかと選ぶひとときも含めて、暮らしの楽しみのひとつです。お気に入りはメキシコで買った豚のピアスと、香港で買ったネックレス、インドの友人から買った鹿のブローチ。今日はインドネシアで買ったピアスを。

12 布を活用する

パッと目をひく鮮やかな色合いや、趣のある伝統柄の布に目がありません。見た目に楽しいだけでなく、さまざまなシーンで使えて実用的なところも大好き! 使い古したらぞうきんにして、最後は気軽に処分できるのもいいところ。布を暮らしに生かさない手はありません。

椅子のカバーに

リビングで使っているガーデンチェア。軽く扱いやすいのはいいのですが、そのまま使うと味けないのでバティックをかぶせています。秋冬はこっくりとした色みのものを、夏は白地の多いさわやかな柄をかけて、季節ごとに模様替えを。

衣類の収納に

わが家には衣装ケースがありません。オフシーズンの服はふろしきに包んで水屋だんすの下段に収納しています。スペースに合わせて形を変えられ、通気性があり、軽くてとり出しやすい……と、とにかく万能。洗えるので衛生面も安心です。

エプロンに

庭仕事や宅配料理、民泊の準備と一日中エプロンが欠かせません。さまざまなタイプのエプロンを持っていますが、中でもハギレを腰に巻いただけのエプロンは洗濯しても早く乾くし、肩も凝らずとにかく楽ちん!

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