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汗の正しいふき方、知ってる?50代からの「汗臭い」悩みにDr.ハッシーが解説。

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植田晴美

外に出ると汗が吹き出してきますね。汗と臭い対策の基本的な知識については前回の記事で解説しました。今回は汗のふき方やシャワーの流し方について、具体的にお話ししていきましょう。教えていただくのは、YouTubeチャンネル登録者数68万人超えの人気医師 ドクターハッシーこと橋本将吉先生です。

★前回の記事はこちら★

50代からの汗と臭い対策について。8つの基本知識をDr.ハッシーが解説

汗をかきやすい場所はどこ? 

今年は一歩屋外に出るだけで、汗が吹き出してくるほどのきびしい猛暑が続いています。

汗はかくもの、汗をかいたらこまめにふきとるしかありません。とくに自分が汗をかきやすい場所を知って、そこを清潔に保つよう心がけましょう。

個人差はありますが、一般的に汗をかきやすいのは次のような場所です。

髪のはえ際・あごの裏
胸のまわり・脇の下・ひじの内側・背中・陰部
太もも内側・ひざの裏・足の裏・足の指の間

ほうっておくと臭いのモトになる汗。 自然に乾いた後も、きちんとふきとろう

汗をふきとる

●汗が蒸散するときに、体の熱を奪って、体温を一定に保っています。汗をかいたら、少し待ってから、汗をやさしくふきとりましょう。

●ダラダラと流れてくる汗をふきとるものは、清潔なハンカチやタオルで十分です。汗の臭い対策として、市販の汗ふきシートなどを使うのもよいでしょう。

●冷房のきいた屋内に入ると、汗がすーっとひきますが、汗をかいた皮膚は汚れています。汗が乾いていても、汗をかいた部分はぬれタオル、ボディシートやウェットティッシュなどでふきとり、清潔を保ちましょう。
汗の臭い成分が肌に残ったままでいると、臭い成分がうつって洋服が汗くさくなってしまいます。

汗を洗い流す

●1日1~2回の入浴やシャワーで石けんを使い、全身の汗や汚れを洗い流しましょう。

●暑い夏はさっとシャワーで汗を流すだけという人もいるかもしれません。汗をかきやすい場所は、石けんを使って汗や汚れを洗いましょう。

●体を洗う石けんやボディソープは自分の肌質に合ったものを選ぶことが大事です。乾燥肌の人には保湿効果が高い洗浄剤を使うのがおすすめですが、脂質肌の人は保湿効果が高いものを選ぶとべたつきやすくなる心配があります。

●顔を洗うときと同じように、石けんやボディソープはよく泡立てて、その泡で汗や汚れを洗いましょう。

●汗が皮膚の上にいる細菌によって分解されると、臭いやかゆみのもとになります。かゆみがあるからといって、ボディブラシやナイロンタオルなどでゴシゴシこするのはNG。肌を傷つけない、余計な刺激を与えないように、全身やさしく洗いましょう。

●石けん成分が肌に残っていると、肌トラブルを招く心配があります。石けんなどの洗浄成分が残らないよう、しっかりと洗い流してください。

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