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1日3回飲むだけ【緑茶コーヒーダイエット】。医師・工藤孝文さんが考案!

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ゆうゆう編集部

つらい食事制限をしなくても、1日3回緑茶コーヒーを飲むだけでやせられるというダイエット法「緑茶コーヒーダイエット」。自身も25キロ減に成功したという医師・工藤孝文さんに、なぜ緑茶コーヒーで脂肪が落ちるのか?そのメカニズムを伺いました。

緑茶とコーヒーを混ぜて飲むだけ!

緑茶とコーヒーを1対1で割ったものを1日3回飲むだけ。このダイエットを考案した工藤孝文さんのクリニックでは、100人以上の患者さんが実践し、平均して1カ月で6.2キロの減量に成功したといいます。

「緑茶とコーヒーに共通して含まれる成分・カフェインには、空腹時に摂取すると基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を促進する効果があります。加えて、緑茶のカテキン、コーヒーのクロロゲン酸には脂質代謝を活発にする働きが。これらを掛け合わせることで脂肪燃焼効果が高まるのです」

さらに、同時にとると、一方のデメリットを補うことができ、相乗効果を期待できるのだそう。

「カフェインには覚醒作用があり、とりすぎると不眠やストレス食いを招くことがあります。緑茶のカフェイン含有量はコーヒーの3分の1。緑茶コーヒーなら、コーヒー単独で飲むよりカフェイン摂取量を抑えられます。また、緑茶に含まれるテアニンにはリラックス効果があるため、カフェインの覚醒作用を和らげてくれるのです。

なお、血糖値のコントロールも健康のために重要ですが、コーヒーと緑茶を同時にとれば、カテキン中のエピガロカテキンガレートという成分の働きで、食後血糖値の急激な上昇を抑えることができます」

基本は食前に1杯。ティータイムに飲んでもOKですが、1日3〜4杯が適量。苦みが少なく飲みやすいので、気軽に試してみましょう!

基本の「緑茶コーヒーの飲み方」

⚫︎緑茶とコーヒーの割合は「1:1」
⚫︎1回の量は「マグカップ1杯分」(約250〜300ml)
⚫︎「1日3〜4杯」、食事の直前に飲む

おすすめのお茶は?

茶カテキンとテアニンがバランスよく含まれる煎茶=緑茶が最適。
煎茶は80度以上の高温でいれると茶カテキンが多く抽出され、ダイエット効果が高まります。
茶カテキンやテアニンが含まれていれば、ペットボトルのお茶でもOK。
茶カテキン量は少ないものの、紅茶やほうじ茶、ウーロン茶、プーアール茶などでもかまいません。

おすすめのコーヒーは?

自分でいれる場合、コーヒー豆は深煎りより浅煎りのほうがダイエットには適しています。
クロロゲン酸は焙煎すると減少します。ただ、それ以外にも多くの栄養素があるので深煎りが好みならそれでもOK。
また、インスタントコーヒーでも有効成分の量はほとんど変わりありません。
アイスよりホットのほうが栄養素を効率的に吸収できます。

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