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【VIVANT第6話】バナナに華麗な串刺し。堺雅人と松坂桃李の息ぴったりコンビに注目が集まる

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田幸和歌子

【VIVANT第6話】バナナに華麗な串刺し。堺雅人と松坂桃李の息ぴったりコンビに注目が集まる

「VIVANT」第6話(C)TBS

超豪華俳優陣の共演でいま目が離せないTBS日曜劇場「VIVANT」。第1話では、雄大な砂漠に激しいカーチェイス、ヤギの大群が暴走するなど、スケールの大きい海外ロケシーンに圧倒されました。数々のドラマのレビューを執筆する田幸和歌子さんに、今週の「VIVANT」を語っていただきます。
※ネタバレにご注意ください

★前回はこちら★

【VIVANT第5話】ブラックな本性を見せた乃木。「堺雅人がホラーすぎる」と話題に

堺雅人が主演を務め、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら超豪華俳優陣が送るTBS日曜劇場『VIVANT』の第6話が8月20日に放送された。 

乃木(堺雅人)は、“テント”のリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)が、幼い頃に生き別れた父だと確信し愕然とする。一方、野崎(阿部寛)もまた、乃木家の家紋とテントの犯行現場に残されたマークの類似に気付き、乃木とテントの関係にたどり着いていた。

アリ(山中崇)とその家族を逃がすため、乃木は飛行機を手配する。アリは乃木の厚意に感謝しつつ、謎の数字が書かれた紙を託し、その場を去るのだった。

その後、乃木は別人格であるFと対話し、過去のことを思い返していた。人身売買ののちに引き取られた養護施設でイジメられた乃木は、もう消えてしまおうと考えていた。

その時、乃木の目の前に突如Fが現れた。「俺がお前の側にいてやるよ」と乃木を励ますFは、強くなるためにアメリカのミリタリースクールに入ることを勧めたのだった。

その後、実際にミリタリースクールに入学し、全科目主席という華々しい成績で卒業した乃木だったが、自衛隊に入ったのは意外な理由からだった。

国のためではなく、「愛する家族を守るため」に軍隊に入ったという友人・サムのまっすぐな眼差しを羨ましく感じ、“愛”とは何かを知りたくなった乃木。そこから、日本を家族と思って戦うこと、自衛隊に入ることを選択したのだった。

そして、自分の父親が生きていると知った今は、例えそれがテントのリーダーであろうとも、実の父に会ってみたいと願ってしまうように。そんな乃木に、Fは「ベキに会うのは良い。だが、その時は親父を殺す時だ」と忠告する。

一方野崎は、乃木の父・卓(林遣都)が過去に公安外事に在籍していたことを知り、テントの首謀者である可能性を指摘。テントへの足掛かりを得るため、再び乃木をマークし始める。

そんな中、太田(飯沼愛)に対する1億円もの保釈金が支払われたことが明らかに。誰が支払ったのか疑問を抱く公安の一同だったが、別班が太田のハッカーとしての腕を買ったのではと睨む。

公安の読み通り、別班によって買収された太田は、国を救うために力を使うよう黒須に指示されていた。テントのアジトを探すことになった太田は、アリのメモを解読し、ギリギリ時間内にサーバーを突き止めることに成功。

同じ頃、病院ではジャミーンの手術が行われていた。一時は死の瀬戸際に立たされるほどであったが持ち直し、ジャミーンは無事目を覚ます。薫と乃木は抱き合い、喜びを分かち合うのだった。

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