「体臭がきつくなった⁉︎」それは食事のせいかも。50代からの臭いケアをDr.ハッシーが解説
腸内環境を整えることは、臭い対策にもなる
体臭を予防するには、ふだんから腸内細菌を整える食事をすることが大切です。腸内細菌を整えるため、毎日の食事で積極的に食べてほしいのは、野菜や果物などの食物繊維、ヨーグルト、納豆、キムチ(辛いので食べ過ぎには注意!)などの発酵食品です。
腸内細菌のバランスが崩れると、便秘、肌荒れ、下痢など消化器症状が現れます。また、免疫力にも影響してかぜなどの感染症にかかりやすくなる、自律神経のバランスが崩れてさまざまな不調を招く心配があります。
~今日から始めよう~ 腸内を健康的に整える生活習慣
腸にいい食べものを積極的に食べる
腸内の善玉菌を含むもの=ヨーグルト、チーズ、納豆、乳酸菌飲料、キムチ、みそなど。
善玉菌のエサになるもの=海藻類、キノコ類、ゴボウ、イモ類など。
適度な運動をする
ウォーキングなど、続けやすいものを習慣にするとよいでしょう。
生活リズムを整える
「忙しいから」と食事を抜いたり、睡眠時間が極端に短くなったりすると、腸内細菌のバランスが乱れる一因に。規則正しい生活を心がけましょう。
飲みすぎに注意、禁煙も大切
過度な飲酒は腸内の悪玉菌を増やす、また喫煙も腸の働きを弱めると言われています。
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監修者プロフィール
ドクターハッシー(橋本将吉/はしもとまさよし)
内科医。高齢者向けの訪問診療「東京むさしのクリニック」院長。
2011年に「医学教育という専門領域から、日本と世界の明るい未来を創造する」という理念の元、株式会社リーフェホールディングス(旧株式会社リーフェ)を設立。将来の医師を育てる医学生向けの個別指導塾「医学生道場」 の運営や、自らが「ドクターハッシー(内科医 橋本将吉)」というYouTuberとして健康教育を行う。2022年9月に世界初、健康や医学を医師から学ぶ事のできるサービス『ヘルスケアアカデミー 』をリリース。2か月で300人を突破する。