「体臭がきつくなった⁉︎」それは食事のせいかも。50代からの臭いケアをDr.ハッシーが解説
食べたものが、汗の臭いや体臭にまで影響するって、知っていました? 体臭がきつくなる食べ物というのもあるのです。食べ物と臭いの関係について。教えていただくのは、YouTubeチャンネル登録者数68万人超えの人気医師 ドクターハッシーこと橋本将吉先生です。
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50代からの加齢臭ケア。加齢臭=おじさんの臭い、と思っていませんか?Dr.ハッシーがアドバイス食事で臭い対策!動物性脂肪や刺激物は控えめに
「体臭がきつくなった⁉︎」それは食事のせいかも
食べたもののせいで「口が臭う」のは当たり前。さらに食べたものは、汗の臭いや体臭にまで影響するって、知っていましたか? 体臭がきつくなる、汗の臭いが強くなるので、控えめにしたほうがいい代表的な食べものを以下に挙げてみました。
臭いの強い食べ物
にんにく、玉ねぎなど。
にんにくや玉ねぎに含まれている硫化アリルが汗や呼気によって排出されるため、特有のにおいが生まれます。
スパイスや刺激物
辛いスパイスなどは汗腺が刺激され、汗の量が増える可能性があります。汗の量が多い=汗と皮膚にいる菌が混ざって臭いを生む可能性が増える、と言えます。
肉類
とくに牛肉、豚肉。
たんぱく質が分解されるときに、においの強い物質を作り出します。
動物性脂肪
チーズ、牛乳、ラードなど。
脂質の多い食品をとりすぎると血中のコレステロールや中性脂肪が増加して過酸化物質になり、臭い物質を作りやすくなります。
サバ、イワシなど魚の油や、植物性脂肪(オリーブオイルなど)を意識してとったほうが臭い対策としては有効でしょう。
アルコール
アルコールは体内でアセトアルデヒドに変化し、特有の臭いになります。
食べたものの影響が何時間後に体臭として現れるかは、何をどれぐらい食べたのか、その時の体調などによって個人差があります。
そのため「◯時間前から控えるべき」とはっきりとは言えませんが、大切な予定がある前日などは気を使ったほうがよいでしょう。