パンもごはんも普通に食べていい!【たんぱく質ダイエット】とは?
たんぱく質はごはんやパンよりも、 先に食べたほうが太りにくい?
「肉、卵、チーズなどのたんぱく質を先に食べて、おなかを満たし、それでもまだ食べたいときは炭水化物をとるとよい」と考えるダイエット法もあります。また「まず野菜を先に食べて、次に魚や肉などのおかず、最後にごはんやパンを食べる」という食べる順番に気をつけるダイエット法もあります。
でも食べる順番ばかり気にしていたら、せっかくの食事が楽しめないですよね。それにごはんやパンに合うおかずを作ったのに、最後にごはんやパンだけを食べるというのも、味気なく感じられます。
食べる順番について、たしかに炭水化物の前に野菜やおかずを食べるのは血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。ただ、野菜→炭水化物では結局血糖値が上がってしまうことも報告されているのです。
血糖値の上昇を最も抑えられるのは野菜→たんぱく質→炭水化物の順番にはなりますが、三角食べでも同じような効果が見られることもわかっています。
たんぱく質ダイエットでは、野菜を使った副菜、たんぱく質を使った主菜、ごはんやパンなどの主食を少しずつ食べる三角食べでOKです。
野菜をまとめて食べて、ごはんやパンなどの炭水化物をまとめて食べて……という食べ方はやめましょう。血糖値を急上昇させ、太りやすい体になる心配があるので、間に必ずたんぱく質をはさむ食べ方を! つまり、野菜⇒たんぱく質⇒炭水化物⇒野菜⇒たんぱく質⇒炭水化物というふうに、主菜、主食、副菜を少しずつ繰り返し食べるのがよいでしょう。
食は人生の大きな楽しみの1つ。楽しくおいしくダイエットしましょう。
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古谷彰子
ふるたに・あきこ●愛国学園短期大学 准教授。早稲田大学 規範科学総合研究所 ナノ・ライフ創新研究機構 招聘研究員。ChronoManage代表。(株)アスリートフードマイスター認定講師としても勤務。実習、イベント等で短期大学、学校給食へのレシピ提供や、フードスペシャリストとして食品開発業務の経験、各種雑誌へのコラム、献立提供、監修(日経ヘルス、クロワッサン等)など多方面で活動中。最大17㎏減量経験あり。
ふるたに・あきこ●愛国学園短期大学 准教授。早稲田大学 規範科学総合研究所 ナノ・ライフ創新研究機構 招聘研究員。ChronoManage代表。(株)アスリートフードマイスター認定講師としても勤務。実習、イベント等で短期大学、学校給食へのレシピ提供や、フードスペシャリストとして食品開発業務の経験、各種雑誌へのコラム、献立提供、監修(日経ヘルス、クロワッサン等)など多方面で活動中。最大17㎏減量経験あり。
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古谷氏自身も約1年で17キロの減量に成功。食べる時間を決めて、毎日一定の空腹時間をつくることによって、どんどん痩せやすい体質へと改善していく「空腹リセットダイエット」のメソッドを書籍化!