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捨てるなんてもったいない!緑茶の茶殻の健康効果と食べ方。医師が監修【緑茶ダイエット】

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ゆうゆうtime編集部

緑茶にはカテキンをはじめ、健康効果の高い成分がたくさん含まれています。緑茶を淹れたときに抽出される有効成分は約30%。つまり、有効成分の70%が、お茶を淹れたあとの茶殻に残されているのです。緑茶を飲んだあと捨てるのはもったいない話! そこで今回は、緑茶の「食べ方」をご紹介しましょう。

★【緑茶ダイエット】前回の記事はこちら★

【緑茶ダイエット】緑茶を楽しむコツは?煎茶のおいしい淹れ方

緑茶の成分の中でも、最もよく知られ、多様な健康効果を持つのがカテキンです。
カテキンはポリフェノールの一種で、茶葉に一番多く含まれます。カテキンのもつ作用のうち、次の2つがダイエット効果をもたらすといいます。
①肝臓や脂肪細胞における脂質代謝の活性化
②血中の中性脂肪の上昇抑制

さて、緑茶を淹れたあとの茶殻にも、有効成分がたくさん詰まっています。
有効成分をまるごといただく、お茶の食べ方を見ていきましょう。

茶葉は野菜!好きな味つけで食べよう

緑茶の茶葉には、さまざまな健康効果をもつカテキンやテアニンのほかにも、ビタミンCとE、食物繊維など、多くの有効成分が含まれています。いずれも食品中でトップレベルの含有量です。

しかし、緑茶を淹れたときに抽出される有効成分は約30%です。それでも十分な健康効果を発揮するのですが、「茶葉や茶殻を食べる」「茶葉をまるごと粉にした抹茶や粉末茶を飲む・食べる」ことで、有効成分の残り約70%も摂取することができるのです。

お茶を淹れたあとに残る茶殻は、「野菜」感覚で好みの味つけで食べましょう。1日に1回食べれば十分です。おすすめは、多様な健康効果で知られている「お酢」です。毎日大さじ1杯のお酢を摂ることで、高血圧の改善、中性脂肪の減少、血糖値の低下、疲労回復などが期待できますから、お茶と合わせれば効果は倍増です。

茶殻だけでなく、粉末茶や茶葉そのものでも、緑茶の健康成分は有効です。ポテトサラダや卵料理、納豆に混ぜてもよいでしょう。

「お茶を食べる」ことは、日本人にはまだなじみのない習慣ですが、ぜひ今日から生活に取り入れてみてください。

緑茶の健康効果を最大限に得る方法

【茶葉から緑茶を淹れる】
適量の茶葉を急須に入れ、お湯を注ぎ、1〜2分おいておく(茶葉によってお湯の温度、浸出時間などは異なるので、好きなお茶に合わせて調整を行う)。

【飲む】
湯呑みにお茶を注ぎ、飲む。1日に飲むといい目安は、糖尿病予防の場合なら1日湯呑み7杯程度(約700ml)とされている。

【食べる】
茶殻を湯呑みにうつし、好きな味をつけて食べる。1日に1度食べればよく、お茶を淹れるたびに食べる必要はない。

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