【大奥】薩摩から迎える御台所 胤篤は福士蒼汰!まさかの再登場で注目が集まる
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田幸和歌子
一方、正弘らは異国から開国を迫られ、対応に追われていた。いっそ大名や学者を含めた民の声を政に入れてはどうかという家定の提案から、アメリカからの親書を公にして国中から意見を求めることに。
その中から、後の勝海舟である勝義邦(味方良介)の案が採用され、まずは二港を開港し、勝が海軍を作ることになる。
さらに、婚儀を好機に幕政に入り込むことが狙いか、薩摩の島津家から家定の御台所を送りたいと持ち掛けられる。家定が夫を持ちたくないことを誰よりもわかっている正弘は、やはり断ろうと申し出るが、家定は薩摩から迎える御台所を寝屋でたぶらかすことぐらいできると言い出す。
「そなたのために将軍になった。そなたが自在に空を飛ぶために、ここに座っておるのだ」
そう言い、薩摩から御台所を迎える覚悟を決める。
しかし、熊のようなむさくるしい男が来ると構えていた皆の前に現れたのは、想像とは真逆の美青年・胤篤(福士蒼汰)だった。
SNS上では、「家光の時には“嫌なことをさせられる場”だった大奥が、今では家定を“嫌なことから守るための場”になってるところ、本当に痺れた」「かつては鳥籠だった大奥が砦になるの胸熱すぎる」といった声が寄せられていた。
まさかの形での再登場、福士蒼汰の活躍にも要注目だ。
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