【フライパンで時短和食】「肉じゃが」が味しみで絶品になる! 後片づけもラクラク
和食を作るのはめんどう……と思い込んでいませんか。和食を簡単に作るコツは、使う調理道具を「フライパンだけ」にしぼることにありました! あと片づけもラクチンなので、忙しいマチュア世代にもぴったり。教えていただくのは、料理研究家でシェフの川上文代さん。和食の代表「肉じゃが」の作り方をうかがいます。
こちらもどうぞ。 【フライパンで時短和食】「きのこの炊き込みご飯」を炊飯まで一気に調理! 洗い物も手間も最小限
フライパンひとつで、煮込み料理が作れます。
「肉じゃが」や「さばのみそ煮」、「切り干し大根と油揚げの煮物」など、ふだんはなべで作る煮込み定番煮物も、フライパンでOK! 焦げつきにくいので、初心者も安心&洗い物もラクチンです。
深型フライパン24㎝を使用します
材料(2人分)
豚肩ロース薄切り肉…150g
じゃがいも…小2個(250g)
玉ねぎ…1個(200g)
パプリカ(赤)…1/4個(40g)
さやいんげん…2本(20g)
しょうがの薄切り…1かけ分
酒…大さじ2
みりん…大さじ1
[A]
だし…1.5カップ
砂糖…大さじ3
しょうゆ…大さじ2
サラダ油…小さじ2
準備
豚肩ロース薄切り肉…3㎝幅に切り、ほぐす
じゃがいも…4~6等分に切る
玉ねぎ…2㎝厚さのくし形に切り、ほぐす
パプリカ…縦に1㎝幅に切る
さやいんげん…ラップで包んで電子レンジで30秒ほど加熱し、長さを半分に切る
作り方
①いためる
【中火→強火】
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、しょうがをいためる。香りが立ったら強火にし、玉ねぎを加えていためる。しんなりしたら、じゃがいもを加えていため合わせる。
【強火】
じゃがいもの表面が透き通ってきたら豚肉を加えていためる。
②酒、みりんを加える
【強火】
肉に火が通ったら、パプリカを加えてさっといため、酒、みりんを加えて煮立たせ、アルコール分をとばす。
③煮る
【強火→弱火】
[A]を加え、フライパンの底についたこびりつきをへらでこそげとる。ふつふつと煮立ってきたらアクをとり、ふたをして弱火にし、15分煮る。
④しょうゆを加える
【弱火】
じゃがいもがやわらかく煮えたら、しょうゆを加え、さやいんげんを入れてさっと煮る。
おいしさUP!ポイント
野菜をいためてから肉を加えれば、なべの底に肉がくっつかず、いためた野菜のうまみを肉が吸って、よりおいしくなります。
押さえておきたいおいしい和食のテクニック
下ごしらえのひと手間は惜しまない
野菜のアク抜きや下ゆでなどのひと手間で、味や見た目に大きく差がつきます。れんこんや里いもなどは下処理ずみのものが売られているので、これらを利用してもOKです。
※この記事は『フライパンで!時短和食』川上文代著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
※2023年9月12日に配信した記事を再編集しています。
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【フライパンで時短和食】「きのこの炊き込みご飯」を炊飯まで一気に調理! 洗い物も手間も最小限フライパンで!時短和食
川上文代著
主婦の友社刊
鍋やグリル、レンジやオーブンも必要なし! フライパンさえあれば、煮込み料理からごはん物まで、おいしく手軽に作れます。 使うのはフライパンだけだから、洗い物も最小限。 忙しい方、初心者にもおすすめです。 近所のスーパーで手に入る材料とシンプルなレシピで、なつかしい「おうちの味」が作れます。 主宰するお料理教室や、料理学校での講師経験豊富な川上文代先生が「おいしい和食をフライパンで作れるコツ」を伝授します。
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