【クリスマスローズの庭実例】園芸ソムリエが伝授!鉢植えで楽しむガーデンと鉢の栽培方法【ガーデニング】
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園芸ガイド編集部
自宅の庭のクリスマスローズは、すべて「鉢」で育てているという、有島薫さんの庭をご紹介します。思わずため息がでる圧巻のお庭は、鉢植えだけとはとても思えません。ローズライフアドバイザーで園芸ソムリエの有島さんに、クリスマスローズの鉢栽培方法や楽しみ方を教えていただきましょう。
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クリスマスローズの鉢は約80株
自宅の庭で多くの植物を育て楽しんでいる有島さん。クリスマスローズは大小とりまぜ、すべて鉢植えで80株ほど。そのほかにバラが約80株、草花や低木も20本ほど、ほとんどが鉢栽培です。
「バラが冬枯れになり、花が少ない季節に花を咲かせてくれるクリスマスローズは、私の庭には欠かせない花ですね」
とはいえ、けっして広いとはいえない庭なので、スペースに余裕がなく、鉢をぎゅうぎゅう詰めに置いてあります。
「ですから環境はけっしてよくないのです。ただ、より多くの花を咲かせるためにはどのタイミングで何をすればよいかを考え、一般的な栽培方法とは異なるやり方もいろいろ試してきました。ですので、私のクリスマスローズの育て方をはじめて聞いた方は、驚くことがあるかもしれません」
独自に編み出した「有島流」の育て方
たとえば、クリスマスローズは、「夏場は日陰か半日陰で管理する」といわれていますが……。
「でも私の庭にはそういう場所がないのです。ですから、真夏もひなたに鉢を置いたままです。水ぎれだけはさせないように自動灌水装置をつけて対処しています」
近年、温暖化の影響もあり猛暑が多くなりました。そのたびに「さすがにクリスマスローズはだめになるか」と思うそうですが、これまでは葉やけした程度で、1株も枯れることなく夏越しができているそうです!