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【50代からやるべき防犯】「SNS」からやってくる詐欺に引っかからないためには?

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ゆうゆうtime編集部

「SNS」で気をつけるべきこと

うまく活用すれば、人間関係を豊かにするSNSですが、個人情報を扱っているという自覚が大切です。詐欺ばかりか、強盗にも狙われないためのSNS利用の基本です。

SNSはすべて事後報告。旅行自慢は帰ってから

SNSの投稿で、不在であることがわかってしまうことがあります。「今、旅行で○○に来ています」などと外出していることをリアルタイムで投稿するのはNG。

お葬式の日程もSNSで公開しないように。後日まとめてアップするようにしましょう。

GPSをオフにして自宅がバレないようにする

スマホの位置情報をオンにしていると、地図アプリで居場所をリアルタイムで教えてくれたり、スマホをなくしたときに便利です。

しかし位置情報がオンのまま写真を撮ると撮影場所や撮影日などが記録され、SNSに投稿すると第三者に居場所がバレます。「素敵な虹が見えました」といった部屋からの景色をアップするだけで、あなたの自宅の住所は知られてしまうのです。

スマホは設定からアプリごとに位置情報をオンオフできるので、面倒ですがインスタグラムやX(旧ツイッター)といったSNSは、すべて位置情報をオフにするようにしましょう。

写真を投稿するときは解像度に気をつける

ストーカー被害にあったあるアイドルは、瞳に映り込んだ景色から自宅が特定されました。最近のスマホのカメラは高解像度で映すことができるので、写真を拡大することでさまざまな情報を手に入れることができます。

たとえば自宅で映り込んだ段ボールのあて名書きから住所を特定されたり、映り込んだ箸袋の店名から行きつけの店を特定するケースもあります。自宅周辺の風景や看板も同様。写真をアップするときは気をつけてわからないように加工しましょう。

公共でもフリーWi-Fiは使わないようにする

外出先でスマホやパソコンをWi-Fiにつなげている人がいますが、公共のWi-Fiでも使わないほうが無難。なぜなら駅や空港、店などで本物よりも偽物が上に上がってくることもあるからです。インターネット共有もオフにして。

たとえば「羽田空港」「羽田エアポート」といった名前であっても、偽物のWi-Fiであることが。本物と偽物の見分けがつかず、アクセスをして情報を抜かれることがあります。

ホテルの部屋など暗証番号がついているものや、お店や会議室のWi-Fiとして表示されているものは使ってかまいませんが、アドレスが1文字違いのまぎらわしい偽物も入り込んでいるので要注意。

SNSの投稿回数を減らす

SNSで「いいね」をもらったりコメントをもらったりすると、承認欲求が満たされます。承認欲求は誰しも持っていて、満たされると心地よいもの。もっと「認められたい」という気持ちが生まれ、SNS依存症になることが。当然、投稿すればするほど個人情報が漏れるリスクは高まります。
 
防犯対策の面からはSNSは、やらないに越したことはありません。きちんとリスクを知ったうえで適度に発信しましょう。

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