小さな幸せがちりばめられた「家時間」にうっとり。自然やヴィンテージに囲まれた、アメリカの田舎暮らし【2023年暮らし部門人気記事TOP5】
マチュアリストの2023年「暮らし部門」の人気記事をご紹介します。
※記事の初出は2023年4月。内容は取材時の状況です。
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アメリカ在住のフォトグラファーで、人気ブイロガーのnekoniwaさんの「家時間」を見せていただきましょう。木々のある庭、植物、動物たちに囲まれたライフスタイル。わざわざ美術館に行かなくても、道端に咲いている草花の素晴らしさに感動する。そんなシンプルな暮らしを楽しむ幸せがちりばめられています。
PROFILE
アメリカ在住のフォトグラファー。夫、娘、息子と暮らす。ペットは猫3匹、犬1匹、たくさんのニワトリたち。暮らしの小さな幸せをちりばめた動画を多数配信。
YouTubeチャンネル「nekoniwa」
大切にしていること/人間関係も暮らしもシンプルに。気持ちはまっすぐ伝えたい
日本生まれですが、世界各地を転々とし、現在はアメリカの田舎で暮らしています。もともと自然が大好き。環境問題にも強い関心を持っていたため、木々のある庭、植物、動物たちに囲まれて暮らす今の生活は私の原点かもしれません。昔から憧れていたライフスタイルが、今になってかないました。
自然の恵みをいただく暮らしです
例えば、わざわざ美術館へ行かなくても、道端に咲いている草花をじっくり観察することで、その素晴らしいデザインに感動することがあります。庭いじりで手が泥だらけになることや、ちょっと虫食いのある野菜もおいしくいただくこと。それから一緒に暮らす動物たちとの何げない会話などが、しみじみ幸せです。移ろいゆく四季とともに、手の届くところにある幸せに感謝する毎日を送ることが私の理想です。
気持ちはゆったりと、ときどきユーモアも忘れずに。昔と比べて、人間関係も暮らしもシンプルになりました。大切な人にはハグをして「ありがとう」「I love you」「うれしい」と気持ちを素直に伝えます。日本語だと照れくさい言葉ですが、口に出して伝えることが大事なのだとコロナ禍になってからはより強く感じています。こうした愛情表現は、アメリカ人の夫と結婚したからこそ得られたいちばんの宝物。
新しい習慣/「いつかやろう」「いつか言おう」を減らす未来にしたいです
仕事や移動が制限され、思うようにコトが運ばないコロナ禍。家での暮らしに大きな変化はありませんでしたが、旅行や日本への帰省など楽しい計画がすべてキャンセルになりました。
やりたい、行きたい、会いたい、伝えたいと思っていても、先のばししていると、かなわないまま終わってしまうかもしれません。そう思うと、これからの人生はそういう「いつか」を減らしたい。旅行や帰省はまだ難しいですが、思い立ったらすぐに行動に移す。楽しそうなことはすぐやってみるということは、いつも心に留めておきたいと思っています。