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【ガーデニング】寒さの中で咲く花たち。クリスマスローズほか11選。冬の庭やベランダを飾ろう!

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光武俊子

本格的な寒さを迎えて、庭もベランダも殺風景になりがちです。けれども、冬の寒さに負けずに咲いてくれる花は意外にたくさんあります。春を先取りするような花々はたった1鉢でも、庭やベランダがパッと華やかに。寒さの中で咲く花たちから元気をもらいましょう。

★冬の花おすすめ7選★

【ガーデニング】華やかな鉢植えを楽しむ。冬の花おすすすめ7選

少しぐらいの雪が積もっても大丈夫!

冬の間、室内で楽しめる鉢花はバラエティーに富む種類がありますが、ここで紹介するのは寒さに強く、少しくらいの雪が積もって大丈夫な花々! 関東地方以西の暖地なら、戸外で冬越しして花を咲かせます。

ただし、寒風が強く当たる場所や日陰では、葉が傷んだり花が咲きにくくなります。できるだけ北風が遮られる日当たりのよい場所で育てましょう!

パンジーやビオラ、‘ノースポール’などは春になると大株に育ちますが、それらをふくめても冬の間は生育が緩慢なので、株間は詰め気味に植えても大丈夫です。買ってきた苗は根鉢を崩さずに鉢や庭に植えつけます。

冬でも外で楽しめる丈夫な草花11選

カラフルな花色やバラ咲きに注目 プリムラ

開花期:11~4月
草丈:5~20㎝

ヨーロッパ原産のプリムラから、品種改良されたポリアンサやジュリアンが晩秋から出回ります。ピンクや黄色からシックな茶色系まで豊富な花色があり、バラ咲きと呼ばれるエレガントな八重咲きも人気。真冬は花数が減りますが、春までつぎつぎに開花します。

【ガーデニング】寒さの中で咲く花たち。クリスマスローズほか11選。冬の庭やベランダを飾ろう!(画像4)

バラ咲きプリムラ

雪の妖精のような愛らしさ スノードロップ

開花期:1~3月
草丈:5~20㎝

学名はガランサスで、東ヨーロッパの林床などに自生します。夏に乾燥させなければ、植えっぱなしで毎年咲く小型の球根植物。本来は秋が植えつけ適期ですが、芽だしのポット苗が年明けから出回ります。下向きに咲く白花が愛らしく、小鉢仕立てや庭では落葉樹の下が似合います。

冬に草丈の高さが重宝する ストック

開花期:11~5月
草丈:20~40㎝

強い霜では枯れてしまいますが、温暖化の影響もあって関東南部の暖地で「冬に楽しめる花」になっています。ボリュームのある八重咲きとシンプルな一重咲きがあり、冬の花としては珍しい膝丈くらいの草丈です。パンジーなどと高低差をつけた組み合わせが楽しめます。

春の香りを一足早く楽しめる スイセン

開花期:12~4月
草丈:15~40㎝

ヨーロッパや北アフリカなどを中心に自生する球根植物です。1茎に複数の花が咲く房咲きタイプや、ラッパ状の部分の形や大きさなどによって、多くの種類があります。初夏には葉が枯れますが、秋にまた芽を出して繰り返し開花。甘い香りで春の近いことを知らせます。

毎年登場する新品種も楽しみな パンジー&ビオラ

開花期:11~5月上旬
草丈:10~20㎝

ヨーロッパに分布するスミレから多くの園芸品種が誕生。花径4㎝以上をパンジー、小さいものをビオラと呼んでいます。かつては春に咲く花でしたが、品種改良によって冬も咲き続けるようになり、とくにビオラは次々に開花。花色や花形も多彩な新品種が登場しています。

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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一重咲きとは、花びらが1列だけ並んでいるシンプルな形状の花を指します。このタイプの花はナチュラルな雰囲気や素朴な美しさが魅力で、ガーデニング初心者にも人気があります。一重咲きの典型例として、ヒマワリやコスモスなどがあります。この構造は花の中心部が目立ちやすく、虫を引き寄せやすいため、庭の受粉環境を向上させる役割も持っています。

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落葉樹とは、秋から冬にかけて葉を落とす樹木のことです。紅葉や黄葉を楽しめる種類が多く、サクラ、カエデ、イチョウ、カエデ、イチョウなどがその代表例で、ガーデニングにも人気があります。落葉することで冬場の水分消費を抑えるなど、自然界での適応力もポイントです。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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鉢花は、鉢に植えられた花のことで、ガーデニングでは室内外どちらでも楽しめる人気のスタイルです。ベゴニアやシクラメン、ポインセチアなど季節ごとに適した種類が選ばれ、空間を彩ります。移動が容易なので、環境に応じた日光や温度調節が可能で手入れもしやすく、狭いスペースでもガーデニングの趣を存分に楽しめます。

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表土とは、ガーデニングや農作業において地表のごく浅い部分を指し、植物の生育に重要な土壌層です。この部分は通常、有機物や微生物が豊富で、植物が栄養を吸収しやすい環境を提供します。また、水分を保持しつつ排水性も高いため、根の生長を促進します。特にガーデニングでは、健康な表土を保つことが美しい花や元気な野菜を育てる鍵となります。草花を植える際には、表土の改良や適切な肥料の使用が推奨されます。

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花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

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球根とは、植物の栄養を蓄えた地下の器官で、翌年の発芽や開花に必要なエネルギーを蓄える役割を持ちます。チューリップやヒヤシンス、ユリなどが代表的な球根植物で、秋に植えて春に咲く秋植え球根、春に植えて夏に咲く春植え球根などに分類されます。球根は植え方や植えつけ時期、水はけのよい土などの条件を整えることで、毎年美しい花を咲かせることができます。

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樹高とは、地面から樹木の最も高い部分までの高さを指す言葉で、庭木やシンボルツリーを選ぶ際の重要な目安となります。植物の種類や品種によって最終的な樹高には大きな差があり、適切な樹高を見極めて植栽することで、住宅や周囲の景観と調和したガーデニングが実現できます。また、生長のスピードや剪定のしやすさにも関わるため、メンテナンスの観点からも考慮すべきポイントです。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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学名とは、植物や動物を世界共通で呼ぶために使われるラテン語などによる正式な名称で、属名と種小名の組み合わせから成ります。例えばバラの学名は「Rosa hybrida」で、学術的な識別や国際的な情報交換に不可欠です。和名や英名と異なり、学名は重複や誤認が少なく、分類体系に基づいた整理が行われています。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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低木とは、一般的に高さが約2メートル以下の小型の木を指します。ガーデニングでは庭の縁取りやアクセントとして使われることが多く、ツツジやユキヤナギ、ローズマリーなどが代表的です。剪定がしやすく、生長も制御しやすいため、初心者にも扱いやすい特徴があります。また、低木は季節ごとの花や葉の変化を楽しむことができ、庭に四季折々の彩りをもたらします。

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葯とは、植物の雄しべの先端に位置する構造で、花粉を生成・蓄える役割をもちます。ガーデニングでは、受粉の仕組みを理解する際に重要な部位であり、花の種類や咲き方を観察する楽しみの一環として注目されます。トマトやパンジーなど観賞用・実用性のある植物では、葯の状態が花粉の飛散や受精に影響を与えるため、生育管理の鍵となります。

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