【洋ラン】相性のよいシダ植物との寄せ植え&寄せ置きでより魅力的!
お手頃価格のミディタイプの登場で、取り入れやすくなった洋ラン。洋ランを1鉢だけ飾ってももちろん素敵ですが、寄せ植えや寄せ置きすれば、より魅力的に演出できます。洋ランと相性のよいシダ植物との寄せ植えを、英国園芸研究家の吉谷桂子さんに教えていただきます。
室内で洋ランを育てる際のポイントは第1回を、洋ランの植え替え方法は第2回をご覧ください。
第2回はこちら。 【洋ラン】ひと手間かけて室内で長く楽しむ! 吉谷桂子さん流アレンジ
目次
【洋ランの寄せ植え①】ドームケースでランの造形的な美しさをじっくり眺める
赤いガラスの器に、ファレノプシス(コチョウラン)とシダ植物のダバリアを寄せ植え。造花のブーケやコレクションアイテムのディスプレイ用に売られているドームケースで植物をすっぽり覆うと、まるで標本のよう。
「エアコンの風から守る意味と、博物館的な面白さがあります」
シダ植物は洋ランと好む気温などが似ているため、寄せ植えをするのに好相性。
赤いローズヒップとマツボックリも添えて、アクセントにしています。
器の大きさ:直径18×高さ42㎝
植物メモ【ダバリア】
シノブ科の多年草。日本にも自生しているシノブやトキワシノブなどを含むシダ植物。
繊細な葉が美しく、フワフワした毛の生える根茎が特徴で「ラビットフット」とも呼ばれる。
強光線が苦手で乾燥に強い性質なので、ファレノプシスと寄せ植えしやすい。
暗い場所にはかなり耐え、葉水を与えると元気に育つ。
吉谷桂子さんの寄せ植え&インテリアグリーン
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