亜熱帯(あねったい)
亜熱帯とは、熱帯と温帯の中間に位置する気候帯で、日本では沖縄や奄美大島、小笠原諸島などが該当します。冬でも気温が高く、霜が降りにくいため、熱帯植物や寒さに弱い草花の栽培に向いています。ブーゲンビリアやハイビスカス、マンゴーなどがよく育ちますが、開花に冬の寒さが必要なチューリップなどは咲きにくいとされます。高温多湿による病害虫の発生には注意が必要です。
関連記事
園芸用語をもっと見る
-
人工交配
人工交配とは、人為的に異なる植物の花粉を受粉・受精させて、新しい品種を作り出す育種技法の一つです。この方法により、花の色や形、耐病性、生長速度など、目...
-
穂状花序
穂状花序は、花のつき方の一種で、花序軸に花が連続的に並ぶ特徴的な形を指します。ラベンダーやミントなどの植物で見られ、キンギョソウなどの総状花序と似てい...
-
根伏せ
根伏せとは、植物の根を使った繁殖方法の一つです。おもに宿根草や樹木で行われ、切り取った根を土に伏せて発根させる技術です。根を適切な長さに切り分け、用土...
-
陽性植物
陽性植物とは、直射日光の下で順調に育つ性質をもつ植物のことを指します。直射日光を好むため、屋外や日当たりの良い場所でのガーデニングに適しています。多く...
-
温暖地
温暖地とは、年間を通して気温が比較的高く、冬期の降雪が少ない地域を指します。日本では西日本や太平洋側の地域が該当し、植栽スケジュールや作つけ品種の選定...
-
樹勢
樹勢とは、樹木の生長や活力の度合いを示す言葉で、葉の茂り具合や枝の伸び、開花や結実の様子などから判断されます。樹勢が強すぎると枝が伸びすぎて形が乱れた...
