長年続けてきた仕事を“卒業”したショコラさん。暮らしはどう変わった?
ショコラさんのキャリア&節約生活ヒストリー
結婚前
・高校卒業後、OLを6年間。
24歳
・結婚。以後8年間、専業主婦。
32歳
・次男が小学校に入学後、外資系化粧品会社などの営業補佐として週5日ほどパート勤務。少しずつ貯金を始める。
42歳
・次男の高校入学を機に、貯金を元手に1Kのアパートを借り、婚家を出て別居。自活するため、将来の生活まで見越して、製薬系基礎化粧品メーカーの営業社員として就職。当初は契約社員、45歳で正社員に。
・退社後、元の家に通い、子供たちの夕食や翌日のお弁当をつくり、夜遅くアパートに帰る「通い子育て」生活を続ける。
46歳
・離婚。友人のアドバイスにより、1LDKの新築分譲マンションを購入。子供たちも自由に出入りし、食事を共にすることも。
・35年ローンを組み、年3回のボーナスのほとんどをローン返済と子供たちの大学の学費にあてる。子供たちの大学卒業後は、学費分をローンの繰り上げ返済に回す。
・40代後半から50代前半は、ドラッグストアへのルートセールスのほか、美容スタッフの指導やプロモーション活動など、仕事面でも充実。営業所長のポストも経験
56歳
・このころ、老後の年金受取額などをリサーチ。年金額はおよそ12万円と試算。
・住宅ローンを10年で完済。
・「60歳の企業年金受給まで、節約して貯金する」と決める。
ローン終了後、ボーナスの大部分と、給料の半分を老後資金として貯金。
57歳
・体調を崩し、60歳の定年まで3年残し、退職。退職金は半額になったが、老後資金として貯金。
・ハローワークで無理なく働けるパートの仕事を探す。家計簿から割り出した月々の生活費は約12万円。できるだけ貯金をくずさずにすむように、週5日フルタイムで手取り12万円以上、内勤で片道30分以内、と条件を入れて検索。呉服の卸問屋の職につく。
60歳
・企業年金5万円の受給開始。
65歳
・老齢年金の受給が始まるが、退職を延期して、パート収入は老後資金として貯金。
67歳
・退職。