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【結婚祝いの相場】甥や姪の結婚式でいくら包めばいい?50代から心得ておきたい冠婚葬祭の常識

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ゆうゆうtime編集部

お祝い金の目安

下記の表に一般的なお祝い金の額を紹介しましたので参考にしてください。親族間の暗黙の金額があったり、地域によっても異なるので、あくまでも目安です。迷ったときは、自分と似た立場の人に聞いてみるのもいいですね。

披露宴に出席する場合

間柄      1人で出席    夫婦で出席

兄弟姉妹    5万〜10万円   10万〜20万円
甥、姪     5万〜10万円   10万〜20万円
いとこ     3万〜5万円    5万〜10万円
その他の親戚  3万〜5万円    5万〜10万円
勤務先の上司     3万円   
勤務先の同僚     3万円
勤務先の部下     3万円
友人・知人   2万〜3万円    5万〜7万円
※金額は目安です

披露宴に出席しない場合

間柄      1人で出席

兄弟姉妹    3万〜5万円
甥、姪     3万〜5万円
いとこ        1万円
その他の親戚     1万円
勤務先の上司  5000〜1万円
勤務先の同僚  5000〜1万円
勤務先の部下     1万円
友人・知人      1万円
※金額は目安です


また、以前に相手からいただいたことがあれば、同額にするのが目安ですが、結婚式の規模などにも左右されるので、無理のない範囲で調整すればいいでしょう。

お祝いをいただいたときは、専用のノートをつくって記入しておくと、のちのち参考になるので便利です。

金額は縁起のいい数字に

一般に結婚祝いに偶数の金額を包むのは「割れる」として縁起が悪いとされますが、2万円は「ペア」を意味するという考え方もあります。「4」は死、「9」は苦に通じるのでNGです。

甥、姪の結婚式に夫婦で出席する場合など、たとえば2人分で6万円と思ったときは、奮発して7万円贈るか、5万円にして、別にお祝い品を贈るというのがいいでしょう。

結婚式はあらかじめわかっていることですから、きちんと新札を用意するのもたしなみです。新しい暮らしを始める2人を新しいお金で祝いたいと、準備しておく気持ちが大切なのです。



※この記事は『50代からの冠婚葬祭きちんとマナー』岩下宣子監修(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

※2023年8月7日に配信した記事を再編集しています。

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監修者

現代礼法研究所主宰

岩下宣子

共立女子短期大学卒業。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏のもとでマナーを学ぶ。1985年、現代礼法研究所を設立。多数の企業や公共団体などでマナーの指導、研修、講演、執筆活動を行う。NPO法人「マナー教育サポート協会」理事長。『美人のことば練習帖』(三笠書房)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(KADOKAWA)、『書き込み式おつきあいを大切にする安心メモリー帖』(池田書店)、『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)など、著書、監修書多数。

共立女子短期大学卒業。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏のもとでマナーを学ぶ。1985年、現代礼法研究所を設立。多数の企業や公共団体などでマナーの指導、研修、講演、執筆活動を行う。NPO法人「マナー教育サポート協会」理事長。『美人のことば練習帖』(三笠書房)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(KADOKAWA)、『書き込み式おつきあいを大切にする安心メモリー帖』(池田書店)、『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)など、著書、監修書多数。

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暮らしもおつき合いの幅も縮小していく大人世代。そんな中でも、最低限おさえておきたい冠婚葬祭のしきたりや、お中元、お歳暮、お見舞いなど、日々のおつき合いにおけるお金の相場やマナーをわかりやすく解説。年金生活者やそのプレ世代が、負担を減らしながらも気持ちをしっかりと伝えるために役立つ常識が満載です。

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