【観葉植物】小さめサイズ15選 見た目がかわいく初心者におすすめ
11 リプサリス・エリプティカ
サボテン科/高さ(鉢も含む)30㎝前後/鉢の大きさ5号
〝ヒモサボテン〟と呼ばれるリプサリス。ほとんどの品種がひものような細い葉ですが、エリプティカのように葉が大きい品種もあるんです。丈夫で、お世話も簡単。葉が伸びるほどおしゃれに見えるリプサリスは、まさに「育つインテリア」。つり下げグリーンの中でも特に人気が高い存在です。
【置き場所】
風通しのよい場所に。強い光は苦手なので、窓際の場合はレースのカーテンを。耐陰性も強いので、インテリアグリーンとしても飾りやすいです。高い場所に飾るとすてきに見えます!
【育て方】
森の中に自生することから、「森林サボテン」とも呼ばれます。鉢土は乾かし気味でもOKですが、空中湿度はやや高いほうが植物は喜びます。とはいえ、そこまでむずかしく考えなくても大丈夫。ほかの観葉植物とほぼ同様な管理で問題ありません。
12 ザミオクルカス‘レイヴン’
サトイモ科/高さ(鉢も含む)25〜30㎝/鉢の大きさ4号
「草姿がおしゃれ」という理由で、昔から人気が高かったザミオクルカス ザミーフォリア。‘レイヴン’はその最新品種、唯一無二な存在。色がカッコよすぎます! そしてもうひとつの特徴は、成長がめちゃくちゃ遅いこと。一年で数センチしか伸びません。最近はこういった大きくなりにくい植物のほうに人気が高い傾向があります。
【置き場所】
明るく風通しのよい場所で。ただし夏の強い日差しは避けて。日陰にもかなり耐える品種ですが、程よく光が当たった方が縮まった姿に育ちます。
【育て方】
育て方は他の観葉植物とほぼ同じですが、水やりはやや控えめに。乾燥にとても強い品種です。特に高温期や低温期は、水を与えすぎると腐ってしまいますのでご注意を。
13 コーヒーノキ
アカネ科/高さ(鉢も含む)25〜30㎝/鉢の大きさ2.5号
コーヒー豆から発芽したのがコーヒーノキ。「家庭菜園でコーヒー豆を」と憧れますが、木が大きくならないと豆がつかないので、家庭では「観賞用」として親しまれています。照りのある葉はとってもかわいく、日陰にも強い。名前をかわいい。おすすめしたい観葉植物のひとつです。
【置き場所】
冬の寒さは気をつける必要がありますが(10度以上推奨)、陰に強く室内観葉植物としては飾りやすい植物だと思います。
【育て方】
水分が少なくなってくると、葉がダランと下がります。ほかの植物を比べると「水ぎれサイン」がわかりやすいのも特徴のひとつ。乾かし気味に管理することで、成長のスピードを遅くすることができます。
14 フィカス・ベンジャミン‘バロック’
クワ科/高さ(鉢も含む)35〜45㎝/鉢の大きさ4号
メガネのような葉が特徴的なベンジャミン。ほとんどの観葉植物が地味なルックスですが、印象的なくるくる葉っぱは「指名買い」もよくされます。ただし生産が難しい植物で、作っている農家はわずかしかいません。生産量が少ないので、気になる人は見つけたときにぜひ手に入れておきましょう。
【置き場所】
ベンジャミンは、観葉植物の中でも光を好むほうです。日当たりは必須。「窓際にスペースを確保できる人」向けです。
【育て方】
日当たりのよい場所で、鉢土が乾いたら水もたっぷり与えてください。日照や水が不足すると落葉の原因となります。水を与えすぎて根腐れを起こさないためにも「よい環境」で育てるのがコツです。
15 フランスゴム(フィカス・ルビギノーサ)
クワ科/高さ(鉢も含む)40〜60㎝/鉢の大きさ4号
「育てやすい観葉植物」で必ず名前があがるのがゴムノキ。フランスゴムは普通のゴムノキに比べ耐寒性は劣るものの、見た目が上品です。テーブルサイズのものや、枝曲がりのものなど、バリエーションが多いのも特徴で、鉢をかえると〝ばえる〟植物です!
【置き場所】
日当たりはもちろん、多少であれば日陰にも耐えるので、インテリアグリーンとして重宝します。床置きサイズのものをお探しなら「小さい状態から育てる」よりも、「最初から大きいものを選ぶ」ことをおすすめします。
【育て方】
他のゴムノキより、若干耐寒性が劣ります。水やりを控えれば5度くらいまで耐えますが、できれば8度以上の場所で。鉢土が乾いたら水やりを。比較的、水をよく吸います。
※この記事は『はじめよう!観葉生活』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2023年1月4日に配信した記事を再編集しています。
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