ショコラさんの健康法。退職後に始めたことは?「自分でしっかり歩ける」ことを目指して!
足の指を骨折し、ギブス生活を2カ月
順調にジム通いを続けていたところ、昨年11月、予期せぬ出来事が。
「ジムの更衣室のベンチに足をぶつけてしまって。そのときは家まで自転車で帰って来たんですが、指が倒れていたので、これは骨折だな、と。病院でギブスをして、完璧に治るまでに2カ月かかりました。骨密度が下がっているのかと思って先生に聞いてみたら、骨密度は関係なく、若い子でもぶつければ折れるよ、とのこと。ただのあわてんぼうでした(笑)。2カ月の間、ジムに行けなかったのが残念でしたね」
その後、無事に回復してギブスもはずれ、またジム通いを再開しています。
かかと落としで、骨量アップ
水中ウォーキングでは、「骨が強くなる歩き方」を取り入れています。
「骨折体験をしたから、というわけではなく、それより前の一昨年、本格的な医療機器で骨密度を測る機会があったのです。そのときドクターに、まだ薬を飲むほど骨量が減っているわけではないけれども、骨粗しょう症の予防のために“かかと落とし”をするといいよ、とアドバイスされました。この先、何もしないでいたら骨は減る一方なので、骨の強化も目標にしています」
そこで、水中ウォーキングをするときには、かかとに力がかかるように意識しながら、歩いているそうです。
「1歩1歩、足を少し高く上げるようにして、かかとから、ドン、ドンと、地面におろしていきます」
かかと落としは、下の階に響かない日中なら、家の中でもできるそう。
「キッチンに立っているときでも、カウンターに手を置いて、かかとの上げ下ろしをするだけ。かかとをゆっくりと持ち上げて、ドン、ドンと床に落とします。1日トータルで50回くらいになるように、10~20回ずつでもいいから何度かに分けて続けるといいですね」
ジムに通うようになって、心身ともによい効果を感じられるといいます。
「ジムでは午前、午後、めいっぱい動くので終わるとクタクタ。ジムの費用は月に1万500円ですが、週2回のジム通いのおかげで、仕事をしていたときと同じように生活にリズムができて、心身ともにハリが生まれています。筋肉量や体脂肪を測れる機械で3カ月に1回測定していますが、筋肉量はちょっと増えているので、成果を感じられますね」
お楽しみのお菓子は控えていないそうですが、
「減量より、筋肉を増やしつつ現状維持できればいいかな、と思っています」