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すぐにできる!ストレスを遠ざける行動とは?メンタルドクター Sidow先生がアドバイス

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雑誌「健康」編集部

悩み事があると、ネガティブな思考に陥ってしまいがち。いつの間にか悩みは雪だるま式に大きくなってストレスフルな毎日に……。YouTubeで大人気のメンタルドクター 精神科医Sidow先生に、いつでも上機嫌でおだやかな気持ちで過ごせるアドバイスを5回に分けてしていただきます。まずは、ストレスを遠ざける考え方&行動について。

『ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた』 (WAVE出版刊・1,650円)

ADVICE
メンタルドクターSidow先生
めんたるどくたー・しどう●精神科専門医。医学博士。筑波大学附属高等学校を経て、東邦大学医学部を卒業後、精神科医を選択する。現在は都内でメンタルクリニックを開院。精神科医として働く中で、世間の精神疾患に対する偏見や誤解の解消、精神科の早期受診の必要性を実感し、SNSで精神科医として情報発信を始める。YouTubeやX(旧Twitter)など自身が運営するSNSの総フォロワーは10万人を超え、さらに人気急上昇中。

ストレスはどこからやってくるの?

ストレスの多くは人間関係から生まれます。

日々、家族、職場や学校、友人やパートナー、SNSなどの人間関係の中で多種多様な出来事が起こります。考え過ぎてしまう人は、小さな悩みを大きく膨らませたり、ほかの人の悩みまで自分で抱え込んでつらくなる傾向があります。そうして悩みが蓄積していき、自然に回復できないほどになると自律神経を乱して体調を崩したり、精神疾患にかかるリスクがあります。

悩みを手放せればストレスも消えて心がスーッと軽くなります。悩みを手放す考え方や行動のコツを実践して、ストレスから自分を解放しましょう!

ストレスが生まれる4つの場所・関係

職場や仕事相手、SNSなどあまり近くない間柄でも、人と関わる限り、意見の違いは生まれます。家族、友人やパートナーなど親しい間柄では、距離が近過ぎるために起こる摩擦や、価値観の相違で衝突する場合も。

人間関係で悩み過ぎると、他人の意見や考え方の影響を強く受けることになり、自分の考えがわからなくなって混乱し、もっと悩むことになりがちです。できる限り、ストレスを感じる人と一緒に過ごす時間を減らし、スルーする力を身につけましょう。

「家族」

考え方……家族といっても考え方や生き方は異なる別の人
行動……一対一の人間として家族と話をしてみる

育ってきた環境は人に大きな影響を与えています。家族との関係性を諦めたり、モヤモヤした思いを抱えたりしている人は、一対一の人間として家族と話をしてみましょう。

対話が難しい場合は無理をせず、家族といっても考え方や生き方は異なる別の人と考えましょう。

「職場・学校」

考え方……嫌いという感情を忘れ、相手への関心を手放す
行動……相手の情報を遮断し、ある程度の距離をとる

自分が好んで一緒にいるわけではないのが職場や学校です。相手を「嫌い」と認識するともっと意識し続けてしまうので、相手への関心を手放しましょう。

相手の情報をなるべく聞かないことも有効です。ある程度の距離をとれば楽になります。

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