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【葬儀のマナー】香典袋の外包みの表書き、名前の書き方は? 50代から心得ておきたい冠婚葬祭の常識

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更新日

ゆうゆうtime編集部

宗教別の表書き

相手の宗教がわかっている場合には、金封や表書きを合わせて選ぶとよいでしょう。

仏式

御香奠 御香典 御香料 御霊前 御供物料
など

お供えの代表格である「香」の字を使うのが正式です。「奠」は供えるという意味なので、本来の意味からは「香典」より「香奠」を使うのが格式が上です。

神式

玉串料 御榊料
など

神前にささげる玉串や榊のためにという意味です。「御霊前」と印刷された不祝儀袋を使う場合、はすの花のついたものは仏式用なので避けます。

キリスト教式

お花料

宗派によって表書きが異なる場合もあります。信者なら所属する教会に確認を。信者以外が参列するときは、宗派を問わない「お花料」にするのが無難です。

無宗教葬儀(自由葬)

お花料 御霊前
など

特に案内がなければ基本形の「御霊前」に。無宗教葬儀では、焼香のかわりに献花を行うことが多いので「お花料」としてもいいでしょう。



※この記事は『50代からの冠婚葬祭きちんとマナー』岩下宣子監修(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

※2023年11月2日に配信した記事を再編集しています。

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監修者

現代礼法研究所主宰

岩下宣子

共立女子短期大学卒業。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏のもとでマナーを学ぶ。1985年、現代礼法研究所を設立。多数の企業や公共団体などでマナーの指導、研修、講演、執筆活動を行う。NPO法人「マナー教育サポート協会」理事長。『美人のことば練習帖』(三笠書房)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(KADOKAWA)、『書き込み式おつきあいを大切にする安心メモリー帖』(池田書店)、『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)など、著書、監修書多数。

共立女子短期大学卒業。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏のもとでマナーを学ぶ。1985年、現代礼法研究所を設立。多数の企業や公共団体などでマナーの指導、研修、講演、執筆活動を行う。NPO法人「マナー教育サポート協会」理事長。『美人のことば練習帖』(三笠書房)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(KADOKAWA)、『書き込み式おつきあいを大切にする安心メモリー帖』(池田書店)、『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)など、著書、監修書多数。

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