玄関に傘は何本ある?すっきり暮らすための場所別「捨てるものリスト」玄関とリビング編
60代をいきいきと過ごすには「住まい」がとても重要です。リフォームせずとも、片づけで住まいはすっきり快適に! 『60代からの小さくて明るい暮らし』(主婦の友社)から、整理収納アドバイザー 中山真由美さんに、今すぐ手放したい品々をリストにしてもらいました。前編は、玄関とリビングの捨てるものリストです。
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Advice
中山真由美さん
整理収納アドバイザー。以前は「捨て下手」「しまい下手」だったことから、捨てられない人の気持ちに寄り添ったアドバイスが好評。メディア出演も多く、『捨てられずにいる不要品の「捨てどき」がわかる本』(扶桑社)などの著書も。
使っていないものや捨てそびれたものが、家の中にたまっていませんか? 「コレがあったら、すぐに手放して!」という品々を、整理収納アドバイザーの中山真由美さんがリストにしてくれました。これらが家からなくなるだけで、今の住まいがすっきりするはずです。
「子育てが終わり、定年後の生活が視野に入ってくる時期は、人生を見つめ直すチャンス。すなわちそれは、片づけのタイミングでもあります」と中山さん。中山流の「5カ条」を肝に銘じながら、リストの品々をどんどん手放していきましょう! 人生後半戦の暮らしが、豊かに、快適に変わります。
人生の後半戦〜片づけ成功のための5カ条
01 「いつまでもあると思うな、気力・体力と時間」
02 「過去の自分へのこだわりが、 ものに対する執着を生む」
03 「子どもの自立は、新たな人生をスタートさせる絶好の機会です」
04 「〝もの〟という負の遺産を子どもに残さない」
05 「なりたい自分に近づくためにものをセレクトする」
『50歳からのリセット整理術』(中山真由美著/集英社)より
玄関
住まいの第一印象を決める場所。
ものが多いと乱雑な印象なので、こんな品々は即処分!
家族の人数分以上の傘
雨の日ごとに傘を変えるという人はあまりいないのではないでしょうか(笑)。ビニール傘は少しわびしいので、お気に入りのいい傘をひとり1本残して、あとは手放して。
ゲストに出せない劣化したスリッパ
じめっとしていたり、黒カビの点々がついていたりするスリッパはありませんか? ゲスト用のスリッパはオールシーズン対応のものにして、よほど来客が多くない限り数は最小限で問題ありません。
なんとなく飾っている置き物や造花
数が多いと雑然とするうえ、ホコリをかぶっていて不衛生なことも。靴を履くときなどにバランスを崩すかもしれず、玄関はものが多いと危険です。必要なもの以外は置かないのが◎。
履くと足が痛くなる靴
そもそもその靴は足に合わないということなので、「今日は痛くない」ということはありません。無理して履いてもストレスになるだけ。ストレスのもとになるものは持たないと決めて。
「〇〇用」のスニーカー
スポーツジム用、旅行用、トレッキング用など、用途ごとに買ってしまう人が多い印象。1~2回の使用なら人に譲りやすく、フリマアプリでも高めに売れます。劣化する前に行動を。
何かに使えそうでとってある靴の空箱
まず、靴を箱に入れて保管するのはやめましょう。中身が見えないので記憶から消えやすく、死蔵品になりがち。空箱も場所をとるだけです。今後は箱を断ってもいいですね。
いつからあるかわからない靴みがきセット
今ある靴みがきセット、10年単位で家にあるものではないですか? カピカピになった靴墨やクリームは迷わず処分を。自身や夫の定年後は、革靴の出番はめっきり減るかもしれません。