【生田斗真さん×古田新太さん】スマホを持っていない古田さんに生田さんはどう連絡を取る? 舞台初共演の2人のプライベートを深掘り
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ゆうゆう編集部
抜群の存在感と演技力で出演オファーが引きも切らない人気俳優、生田斗真さんと古田新太さん。互いを「カッコいい先輩」「信頼している後輩」と語る2人が、劇団☆新感線の新作舞台で共演を果たします。公演にかける意気込みから出会いの思い出、プライベートまで語っていただきました。
PROFILE
生田斗真さん・俳優
いくた・とうま●1984年、北海道生まれ。
97年、NHK連続テレビ小説「あぐり」で子役としてデビュー。2007年のドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」で注目を集め、活躍の場を広げる。
主演映画『人間失格』『ハナミズキ』で、11年ブルーリボン賞新人賞などを受賞。
近作にドラマ「警部補ダイマジン」、映画『告白 コンフェッション』、舞台『てなもんや三文オペラ』など。
PROFILE
古田新太さん・俳優
ふるた・あらた●1965年、兵庫県生まれ。
大学在学中の84年から劇団☆新感線に参加。数多くの作品に出演し、劇団の看板役者に。舞台の他、多方面で活躍する。
2024年には第45回松尾芸能賞優秀賞を受賞。
近作にドラマ「不適切にもほどがある!」、映画『サイレントラブ』、舞台『ラヴ・レターズ』『天號星』など。
現在はバラエティ番組「EIGHT-JAM」レギュラー、「スイッチインタビュー」ナレーションで出演中。
五度目の新感線公演で古田さんと念願の初共演
ーード派手な時代劇から歌って踊るロックミュージカル、おバカ満載のコメディまで、振り幅の広いエンターテインメントで観客を魅了。演劇界で圧倒的人気を誇る劇団☆新感線の44周年公演が7月7日、福岡・博多座で幕を開けた。新作のタイトルは、いのうえ歌舞伎『バサラオ』。幕府と帝が相争う時代を舞台にした絢爛豪華なピカレスクロマンだ。混乱と裏切りの時代、己の美貌を武器に天下を握らんとする男・ヒュウガを生田斗真さん、幕府に逆らい島流しの刑に処せられたゴノミカドを古田新太さんが演じる。
生田 自分で言うのもおこがましいのですが、美しさを武器に天下取りをもくろむという、とんでもない役です(笑)。以前から劇団☆新感線の悪役をいつか演じてみたいと思っていたので、この舞台に立てることを本当に嬉しく思っています。
古田 オイラはインチキくさい関西弁をしゃべる帝という、最も苦手とする役どころ(笑)。みんな戦うシーンが多いけど、オイラはアクション少なめでホッとしています。その少ないアクションも、稽古が始まったら全部なくしていこうと思ってるけど(笑)。
ーー古田さんといえば、言わずと知れた劇団☆新感線の看板役者。一方、主役を務める生田さんも新感線の舞台は五度目となるが、意外にも2人が新感線の公演で共演するのは本作が初めてだという。
生田 17歳で初めて新感線の舞台に立たせていただき、五度目にしてようやく古田さんとご一緒したいという念願がかないました。お客さんとして見る古田新太と、共演者として見る古田新太はどう違うのか。それが楽しみだし、期待していることでもあります。出来上がった作品を拝見することはありますが、それをどう作り上げていくのか、何を削ぎ落として何を足して舞台に立っているのか……すごく興味があるんです。
古田 オイラにとってはめちゃくちゃ信頼している後輩だから何の心配もしていないけど、斗真は今回、座長だからね。「みんなに心配りができる座長」を期待してるよ。
生田 ムフフフ。でも、座長といってもただの名称で、素晴らしい先輩方がいらっしゃるから何もすることはない。僕は前を向いて走り続ければいいと思っています。