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【生田斗真さん×古田新太さん】スマホを持っていない古田さんに生田さんはどう連絡を取る? 舞台初共演の2人のプライベートを深掘り

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ゆうゆう編集部

生田さん:セットアップ/SH EIK YERBOUTI(STUDIO FABWORK☎03-6438-9575)
古田さん:カーディガン2万8600円、パンツ2万2000円/ともにパゴン(パゴン本店☎075-322-2391)

演じる役柄の変化で年を重ねたことを実感

ーー実は今回の『バサラオ』、生田さんの生誕39年を記念した「サンキュー公演」ともされている。

生田 ありがたいですね。とはいえ、10月に迎える40歳に特別な思いはないんです。40歳ってもっと大人だと思っていたのに、意外とそうでもなかったなって。ただ、お話をいただく役柄は明らかに変わってきている。30歳のときには感じなかった変化を、今大きく感じています。

古田 オイラなんて41歳で死ぬ予定だったんだよ。バカボンのパパと同じ年になったら死んでるだろうと。でも30歳前に結婚して予定が狂った。40歳超えても「あれ、おかしいな。オイラまだやってるぞ」と。

生田 初めて会ったのは2002年の新感線の舞台『スサノオ~神の剣の物語』に出させていただいたとき。僕は高校2年生で、古田さんはまだ30代でしたもんね。

古田 ちょうど今の斗真くらいの年じゃない? 37、38歳とか。

生田 そうです。稽古場でお会いして、「おまえ、面白いな」「ありがとうございまーす!」みたいな感じで。

古田 オイラは斗真と初めて会ったとき、「使えるじゃん」と思ったよ。

生田 あはははは。

古田 素直なところが「使えるな」って。とりあえず言われたことをやってみる。そこに自分の工夫とかはいらないから、演出家がやれと言ったことをちゃんと素直にやれる。その素直さが俳優にとっていちばん大切なことだと思うから。

生田 古田さんはトゲトゲの革ジャン姿で、「うわ、カッコいい~」と思いました。あれから20年以上。まさか自分がそのときの古田さんの年齢を超えて、こうやって一緒にお話しできて、一緒に舞台に立てるなんて夢にも思っていなかった。すごく不思議な感じです。でも僕、先々のことってあまり考えたことがないんですよね。自分で設計図を描いていくというよりは、一期一会で出会った人たちとそのときどきを一生懸命過ごして、気づいたらこんな40代、50代になっていた。そんな自分を「悪くないね」と思えればいいのかなという気がしています。

古田 人間そんなに変わらないもんだよ。オイラなんて来年、還暦だもん。

生田 それ、ちょっとびっくりした。

古田 でも「60か~」くらい。よく行く飲み屋で同い年のヤツらが「来年、定年だよ」とか言ってるのを聞いて、オイラはゲラゲラ笑ってる。

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