地方公演では行きつけのおいしい店に連れてくよ！

ーープライベートでも交流がある2人。しかし古田さんはいまだにスマホを持っていないそうで……。

生田　古田さんに会いたければ、三軒茶屋の飲み屋に突撃するか、芝居を観に行って楽屋を訪ね、「今日いいっすか？」と言うしかない（笑）。

古田　三茶でよく行く店は何軒かあるんだけど、よく当てるヤツと必ず外すヤツがいるんだよ。外すのはムロツヨシってヤツなんだけど（笑）。賢いヤツは店に電話します。「今日、新太さんいます？」って。

生田　僕は、古田さんちに電話して奥さんに聞く。でも、たまに家で飲んだりはしないんですか？

古田　うちは家に帰ると奥さんが次々につまみを出してくるの。オイラ、飲んでる最中は食わないんだけど、残したら悪いなと思うから一生懸命食べる。それが大変なんです。

生田　ヒャハハハ。奥さんは心配してるんですよ。せめて家では少しでも食べさせなきゃって。

古田　とにかくオイラはチャンジャがあればもういいんだよ。

生田　古田さん、おいしいおつまみにめちゃくちゃ詳しいですよね。

古田　そういうことにしか興味がない。だから今回、地方公演があってよかったよ。博多にも大阪にも行きつけの店があるから、そこにみんなを連れていきたいなと思って。

生田　それは行きたいですね～。

古田　この中華料理屋のナポリタンがうまいとか、この焼き鳥屋のピーマンがおいしいとか……。

生田　中華でナポリタン（笑）。でも古田さんおすすめの店って本当においしいから、楽しみにしてます！

INFORMATION

2024年 劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演　
いのうえ歌舞伎『バサラオ』

「ヒノモト」と呼ばれる国で幕府と帝が相争う混乱の時代。自身の美しさを武器に天下取りをもくろむ男・ヒュウガ（生田斗真）。幕府の元密偵であるカイリ（中村倫也）はそんなヒュウガに惹きつけられ、参謀として手を結ぶことに。バディとなった2人は流刑の身だった天子・ゴノミカド（古田新太）を担ぎ、幕府転覆を企てる––––。

作／中島かずき　演出／いのうえひでのり
出演／生田斗真、中村倫也／西野七瀬、粟根まこと／りょう／古田新太 他

【福岡公演】7月7日～8月2日（博多座）
【東京公演】8月12日～9月26日（明治座）
【大阪公演】10月5日～10月17日（フェスティバルホール）
http://vi-shinkansen.co.jp/basarao/

※この記事は「ゆうゆう」2024年8月号（主婦の友社）の内容をWEB掲載のために再編集しています。

撮影／中村彰男　
スタイリング／前田勇弥（生田さん）、渡邉圭祐（古田さん）　
ヘア＆メイク／豊福浩一（Good／生田さん）、田中菜月（古田さん）　
取材・文／本木頼子

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ゆうゆう2024年8月号

特集は…「孤独」にならない生き方のコツ。長い人生の最後に待ち受ける「孤独」の不安に、私たちはどう立ち向かえばいいのでしょう。
研ナオコさんは「寂しさは生きている限りつきまとうが、それは孤独とは違う」といいます。アンミカさんの「一生つき合う親友は自分自身。幸せも、孤独も、自分の心が決めるんです」という言葉も、私たちを励ましてくれます。
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