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【48年ぶりのひとり暮らし】健康の秘訣は?「不安よりも、ワクワク感を大切に」イラストレーター 本田葉子さん

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植田晴美

「自分から挨拶する。 そうやって、知らない人を顔見知りにするんです」

古民家暮らしの頃、畑仕事が好きだったのは、畑仲間とのおしゃべりが楽しかったことも大きいと振り返ります。

「だから友達を家に呼んだり、私が出かけて行って会ったりということも、よくします。“会える距離に、友達があまりいない?” それだったら、ご近所さんとか目の前にいる人に、とりあえず“おはようございます”って話しかけちゃえばいいのよ」

散歩の途中で出合った犬にかけより、飼い主さんとすかさずおしゃべりする本田さん。 自分から声をかけたり挨拶をしたりしていると、なかには“あら、あなた、最近引っ越してきた人ね”と話が広がっていくことがあります。そうしたことの繰り返しで、“知らない人”が“顔見知り”になっていくのです。

新しい住まい、新しい趣味、新しい人との出会い。知らない領域に踏み込むとき、誰でも不安を感じるし、緊張するものですが、同時にワクワク感も生まれてくるものです。

不安よりワクワク感のほうを大切にしたい、楽しみたい。その気持ちのありようこそが、何よりの元気の秘訣なのかもしれません。

撮影/橋本哲

本田葉子さんの出版記念原画展が鎌倉で開催されます!

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ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし

本田葉子著
幻冬舎刊

一人になった。さみしい。心細い。でもいちばんは、楽しみだ!いつもの朝ご飯と欠かさない晩酌。なんでもないけど好きな服。すぐ真似できる工夫で自分だけの人生を始める!

「明日死んだら」を考えるより、毎朝の目覚めに「サンキュー!」と感謝し続けたい
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