【舞踊歴73年目のバレリーナ】前人未踏のレジェンド・森下洋子さんの最新舞台とは?
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ゆうゆうtime編集部
舞踊歴73年目を迎える松山バレエ団の森下洋子さん。昨年松山バレエ団創立75周年の節目の年に、上演した『ジゼルとアルブレヒト』が好評につき、2024年度の再演が決定しました。この9月12日・13日にさらに演出を深めて東京文化会館大ホールで、オーケストラつきで森下さんが主演する全幕バージョンと、0歳から楽しめるオールスタースペシャルバージョンと二つのバージョンで上演予定です。
多くの人に支持されてきた名作
松山バレエ団では、この9月12日、13日に東京文化会館大ホールで「ジゼルとアルブレヒト」公演を行います。
松山バレエ団のジゼルは、1977年に森下洋子さん、清水哲太郎さんで文化庁芸術祭大賞を受賞し、また、1985年に森下洋子さんが日本人唯一となるローレンス・オリビエ賞するなど、長い間多くの方に大切に思われてきた作品です。
多くの感動の声にお応えして、待望の再演決定!
恋に弾む少女の可憐さが村の豊かな収穫の喜びと共に描かれる第一幕、一転して愛する人を守る魂深い愛が輝く第二幕、アダン作曲の美しい曲に乗せたロマンティックバレエの不朽の名作を、昨年、松山バレエ団75周年の節目の年に、清水哲太郎さんがジゼルとアルブレヒトの人物像を掘り下げ、より今の時代の人々の心に届くものになるよう、新演出を行い『ジゼルとアルブレヒト』と新たに銘打って上演し、深い感動の熱い拍手とスタンディングオーベーションにつつまれ、大好評を博しました。
今回は、再演を希望するたくさんの声にこたえる形で、全幕公演と、0歳から楽しめるオールスタースペシャルバージョンをお届けする予定。
森下洋子さんはこの作品の上演を通じて、差別のない人間の愛、魂の輝きが時代を美しく変えていくことを描き、少しでも平和への力となれたらとの祈りを込めて、この作品に臨んでいます。
心深い感動の舞台、この機会にぜひお楽しみください。
東京文化会館大ホール
構成・台本・演出・振付 ◆ 清水哲太郎
『ジゼルとアルブレヒト』全幕
●出演:森下洋子・大谷真郷・松山バレエ団
●指揮:山本祐ノ介 ●演奏:東京ニューフィルハーモニック管弦楽団
●日 時:9月12日(木) 開演15:30
●入場料: GS¥18,000 S¥15,000 A¥10,000 B¥6,000 C¥4,000 S こども¥8,000 ※3歳以上入場可
『大人もこどもも楽しめる「ジゼルとアルブレヒト」オールスタークライマックスフェスティバル こども劇場版』
●出演:森下洋子・山川晶子・佐藤明美・藤本晃子・太細七保・田中朝・垰田慎太郎・本多裕貴・大谷真郷・松山バレエ団
●演奏:オリジナル録音による
●日 時:9月13日(金) 開演14:00
●入場料: S¥10,000 A¥7,000 B¥5,000 C¥3,000
子供券 席種にかかわらず一律¥2,500 子供券:0歳から小学6年生 要保護者同伴
□チケット申込:0570-00-1741(平日11:00~17:00)
□問い合わせ:松山バレエ団公演事務局 03-3408-7939(平日10:00~18:00)
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