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“収入6割”を選んだブイロガー。郊外でスタートさせた穏やかで明るい暮らしを拝見

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ゆうゆうtime編集部

「結局のところ、長年、私が求めていたのは〝心の平穏〟だったのではないかと思います。日々のしんどさから逃れるために旅に出たり、買い物をしたりして、気分転換をはかりもしましたが、気晴らしは、あくまで気晴らし。問題解決にはならず、頭の中のどこかで〝気がかり〟として残ってしまうんですよね。だから、転職を重ねることになってしまったんですが、でもそれは、自分の気質に合わない責任をしょいこんでしまっていたからだと思うんです。

すべてを手放さないと、平穏は手に入らないわけではなく、人はそれぞれ〝気質に合った責任〟なら現実から逃げることなく、おだやかに暮らしていける。今、この暮らしになって、そう思えるんです」

今日も空が青く見える。これで十分。

「日々、ホッとできる瞬間を大切に。そして、これからも明るく生きるための試みを続けていきたいなと思っています。ひとつひとつの経験をおもしろがりながら」

変化に対する心の窓はオープンに。

編集作業に疲れたら料理で気分転換。

本棚の上の絵画は、エドワード・ホッパーの「海辺の部屋」のレプリカ。「江國香織さん作の『日のあたる白い壁』にこの絵が掲載されているのですが、そこに添えられていた文章がすてきで。影響を受けて、この絵を買ってしまいました」

大切な本ばかりを収めた本棚は、暮らしの中心のダイニングテーブルの脇に。「実用書などは編集作業を行うデスク脇に置いています

撮影/清永洋

※この記事は『自分サイズのすっきり大人暮らし』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

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人生後半戦、さて、どうしよう?
昔ほど体力もなくなってきたし、メンタルが不安定になることもしばしば。お財布の中身も心配だし、見渡せば、家の中も雑然としている…。
でも、うまくいくことばかりじゃないけれど、しんどいことばかりでもない。
だから、自分が好きなこと、もの、今、自分ができることに目を向けて。
暮らしを、自分をすっきりさせたら、わたしなりの生活を営むヒントが見えてくるはず。

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