“収入6割”を選んだブイロガー。郊外でスタートさせた穏やかで明るい暮らしを拝見
「結局のところ、長年、私が求めていたのは〝心の平穏〟だったのではないかと思います。日々のしんどさから逃れるために旅に出たり、買い物をしたりして、気分転換をはかりもしましたが、気晴らしは、あくまで気晴らし。問題解決にはならず、頭の中のどこかで〝気がかり〟として残ってしまうんですよね。だから、転職を重ねることになってしまったんですが、でもそれは、自分の気質に合わない責任をしょいこんでしまっていたからだと思うんです。
すべてを手放さないと、平穏は手に入らないわけではなく、人はそれぞれ〝気質に合った責任〟なら現実から逃げることなく、おだやかに暮らしていける。今、この暮らしになって、そう思えるんです」
今日も空が青く見える。これで十分。
「日々、ホッとできる瞬間を大切に。そして、これからも明るく生きるための試みを続けていきたいなと思っています。ひとつひとつの経験をおもしろがりながら」
変化に対する心の窓はオープンに。
撮影/清永洋
※この記事は『自分サイズのすっきり大人暮らし』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
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人生後半戦、さて、どうしよう?
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