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年金生活直前の【59歳でリフォーム】インスタグラマー・金子敦子さんの「使う素材は自分で決める!」その決断は正解?【前編】

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ゆうゆう編集部

インスタグラムや書籍でのはつらつとした姿が印象的な「あっこたん」こと金子敦子さん。3年ほど前に行ったリフォームがきっかけで、日々の心持ちまで変わったとか。「大変だったけれど楽しかった~」と、笑顔でリフォームの経緯を語ってくれました。

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お話を伺ったのは
金子敦子さん 主婦、インスタグラマー

かねこ・あつこ●1962年、北海道生まれ。
看護師などを経て、50代から始めたファッションブログが人気に。
現在はインスタグラムの他、書籍や講演で等身大のファッションや暮らしについて発信。
ブランドとのコラボ服も手がける。
近著は『今日より明日がもっと楽しい ヤッホー!60歳』(扶桑社)。
夫と20代の長女との3人暮らし。

「収入のあるうちに」と59歳でリフォームを決意

「今度うちに来ない?」

金子さんがそんなふうに友人に声をかけられるようになったのは、意外にも自宅をリフォームしてからだという。

「新築で購入して20年以上暮らした自宅マンションは、だいぶ薄汚れてしまっていました。掃除をしてもきれいにならなくて人を招くこともできずにいたのに、去年はここで何度かクリスマスパーティーを楽しんだんですよ」

金子さんの自宅は、ターミナル駅からのアクセスのいい東京都内のマンションの一室。長女の誕生を機に神奈川県内の新築マンションを購入して暮らしていたが、長女が3歳のときに思い切って住み替えたのがこの部屋だ。

「親子3人、以前の88平方メートルの部屋から現在の52平方メートルの部屋への住み替えは、周囲から無謀だとも言われました。でも、夫と私の通勤時間は劇的に短縮。娘の保育園もすぐに見つかり、私は新たなチャレンジとして看護学校に通うこともできました」

都心の利便性を享受しながら、家族の時間を増やすために選んだ現在の住まい。入居時にはオープンキッチンにしたり、個室のひとつをリビング&ダイニングとつなげて広げたりするカスタマイズを行った。それからおよそ20年。「壁と床の汚れが気になって、掃除するだけでは満足できなくなった」ため、心地よく暮らせる住まいを目指してリフォームを決意。当時金子さんは59歳で、「年金生活になってからでは思い切れなくなるだろうし、やるならまだ収入がある今のうちに」という思いにも背中を押されたという。

悩みのタネだった床と壁を一新してリフレッシュ!

リビング&ダイニングの床は、木の質感が気に入った朝日ウッドテックの床暖房対応のフローリング材に一新。左側の赤い壁以外のクロスも張り替えた。

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