住宅のプロが語る【リフォーム業者選び】「大事なのは会社ではなく…」何?初心者の疑問に答えます!
Q 50代からのリフォームで考慮すべきことは?
A
「老後も今の家に住み続けるのであれば、体がうまく動かなくなったときや、介護が必要になったときを想定して、備えておくことが大切です。段差をなくしてバリアフリーにする、浴室やトイレに手すりを設置するなどの検討を。将来手すりをつけやすくするために、下地を入れておくだけでもいいと思います」
Q 住み続けながらリフォームは可能?
「もちろん可能です。ただ間取りを大きく変更するようなリフォームだと工事期間が長くなるため、仮住まいに移るほうが体力的、精神的にラクな場合も。高齢になるとさらに負担が増すので、できれば元気なうちに行うのが◎」
Q メーカーのショールームは見たほうがいい?
A
「キッチンや浴室、トイレなどの設備を選ぶときは、ぜひメーカーのショールームに足を運んでみてください。何を選ぶにしても、比較することはとても大事。比べてみると、自分の好みやこだわりがおのずと見えてきます。2社くらい見て、納得できない場合はもう1~2社、別のショールームを訪れてみては」
Q 年齢を重ねるともうリフォームはできない?
A
「何歳でも遅いということはありません。ただしリフォームをした方はそろって、『もっと早くリフォームすればよかった!』とおっしゃいます。快適な暮らしを一日でも長く楽しむため、リフォームしたいと思ったら、ぜひそのタイミングを逃さず一歩踏み出していただけたらと思います」
『ゆうゆう』2025年1月号
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