【黒木瞳さん】が語る「ベルばら愛」。劇場アニメの声の出演に「ひと言でもいいから!」と立候補
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ゆうゆう編集部
いろんな「学び」が詰まっている。ただの漫画じゃないですよね
黒木さんの「ベルばら愛」はこれだけにとどまらない。
「フランスへ行くと、必ず『マリー・アントワネットツアー』と称して、学芸員の方に案内していただきながら、マリーの足跡をたどるんです。ベルサイユ宮殿、コンシェルジュリー、コンコルド広場、そして没後遺体が放置されていた教会から、ルイ16世と眠っている教会まで。家族や友人を連れてもう何回も何回もやっています(笑)」
友人である学芸員さんの解説の聞きかじりだと断りつつ、マリー・アントワネットの逸話も披露する。
「マリーは処刑のとき白い衣装を着ていたのだそうです。処刑された王侯貴族は半年間、ある教会に放置されていたのですが、白い衣装からマリーは身元が判明して、後に王家の教会に埋葬し直されたのだそうです」
何だか黒木さんの解説でツアーに参加したくなってくる。
「『ベルサイユのばら』って、歴史の漫画でもありますので、自由、平等、友愛など今にも通じて学べることがたくさんあるんです。生きるヒントになるものが詰まっている。ただの漫画ではないと受け取っています」
『ゆうゆう』2025年1月号
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