【黒木瞳さん】が語る「ベルばら愛」。劇場アニメの声の出演に「ひと言でもいいから!」と立候補
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ゆうゆう編集部
好きなことを続けたい、その気持ちが健康の秘訣
24年は、代理母をテーマにした「燕は戻ってこない」や、若くてきれいな祖母役が評判となった「JKと六法全書」など、話題のドラマへの出演も相次いだ。そして9月には14年ぶりとなるディナーショーを開催。新たなダンスに挑戦したり、演出を自身で手がけたりと、ファンにとっても充実した嬉しい一年だった。それにしても、常にパワフルに活躍できる、その健康と美の秘訣は何だろう。
「やはり『ベルばら』のような好きな作品に携わったり、いろんな女性を生きたりという、自分が女優としてやりたいことを続けていけていることが一番のモチベーションですよね。そのためには『健康でいなくちゃいけない』って思いますから」
腹筋を鍛えて、夏までに“目指せ、シックスパック”
昨年、体を鍛えている人に出会って、改めて筋肉の美しさに感動した。
「そういえば私、腹筋もないし、体幹も弱い。とにかく姿勢をよくして転ばない体をつくりたいと、1月からジムに通い始めたんです」
ジムはなんと初体験。どこに行ってよいかわからないから、俳優仲間の高橋克典さんに相談してみた。彼はあるジムに通い、ゴルフで目覚ましい実績を上げているというのだ。すぐに、黒木さんに合うジムを紹介してくれたので、体験レッスンを受けて入会した。
「やる気モードって48時間しかもたないと聞いたので、やると決めたら48時間以内に動こうと。『いつかやろう』の『いつか』は絶対にこないそうなので、速攻で始めました。そうしたら9月のディナーショーのダンスのときも踏ん張るところが違ってきて、今まで私はどんなダンスをしてきたのかと反省しきりでした」
普段の腰痛も軽減されてきて、筋肉の大切さを感じる日々だ。
「目標は夏までにシックスパックをつくること(笑)。日々ネガティブになることも、反省することも落ち込むこともたくさんありますけど、やはり健康だと前向きになれると改めて感じています。25年はまず健やかに。それが抱負ですね」
Information 劇場版アニメ『ベルサイユのバラ』
1972年より『週刊マーガレット』(集英社)にて連載され、累計発行部数2000万部を突破した池田理代子による名作『ベルサイユのばら』。革命期のフランスに生きる人々を描いて半世紀以上にわたり熱い支持を受ける同作が、2025年1月31日、完全新作での劇場アニメとして上映される。
原作/池田理代子
監督/吉村 愛
脚本/金春智子
キャラクターデザイン/岡 真里子
音楽プロデューサー/澤野弘之
音楽/澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO
アニメーション制作/MAPPA
出演/沢城みゆき、平野 綾、豊永利行、加藤和樹 他
ナレーション/黒木 瞳
1月31日より全国公開
配給/TOHO NEXT、エイベックス・ピクチャーズ
©池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
※この記事は「ゆうゆう」2025年1月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
撮影/玉置順子(t.cube)
スタイリング/後藤仁子
ヘア&メイク/黒田啓蔵(Iris)
取材・文/志賀佳織
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