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【ガーデニング】初夏を彩る球根植物8選 視線を引きつける主役級ぞろい

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光武俊子

トロピカルな雰囲気を満喫する【クルクマ】

開花期/5~10月 
草丈/30~100㎝

熱帯アジアの原産で夏の暑さに強く、トロピカルな雰囲気が魅力です。花弁に見える部分は

苞とは、花の近くにつく葉のような部分で、本来の葉とは形や役割が異なります。ポインセチアやブーゲンビリアなどは、この苞が色づいて花のように見えます。実際の花は中心にある小さな部分で、苞は花を守る役割をしています。

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なので、花が散った後も長くきれいな姿が楽しめます。ただ、寒さには弱いので10月には棒状の根茎を掘り上げるか、鉢植えの水を切って軒下などの凍らない場所で保管します。

1株でも視線を集めるゴージャスな花【アマリリス】

開花期/4~7月 
草丈/30~50㎝

花径10~20㎝にもなる大きな花を1茎に数輪咲かせ、1株でも目立ちます。インパクトのある深紅の花や、花弁にストライプの入る涼やかな品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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が人気です。庭植えでは冬に葉が枯れることもありますが、春にはまた葉が伸び出して開花します。球根もよく分球します。

花だけでなく大きな葉も魅力的【カンナ】

開花期/6~11月 
草丈/60~160㎝

昭和の庭や線路わきなどでよく見かけた大型の球根植物。近年はブロンズやゼブラ模様の葉の美しい品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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が、花より長く庭を彩るリーフプランツとしても人気です。夏の強光線や乾燥にも強く、関東平野以西の暖地では植えたまま冬越し

冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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できます。

初夏の球根植物の楽しみ方&花後の管理

球根植物も、一般的な花苗の管理と同じです。鉢植えは表土がよく乾いてから水を与え、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと。乾燥地帯原産のものや、高温多湿を苦手にするものもあるので、用土

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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が湿りっぱなしにならないように気をつけます。

花が終わるころ、緩効性の肥料を「お礼肥

お礼肥とは、植物が花を咲かせたり、果実を実らせた後に施す肥料のことです。消耗した栄養を補給し、翌年の花つきや生長を促すために行われます。

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え」として与え、花後も葉をよく日に当てます。新しく育つ球根を太らせて、来年もまた花を楽しみましょう。

水を切った鉢植えは、春にまた水やりをすると新しい芽が出ます。掘り上げた球根は、霜の心配がなくなったころに再び植えつけ。深さは球根の2倍が目安ですが、アマリリスなどは球根の先端が土から出るくらいの浅植えにしてください。

※2023年5月17日に配信した記事を再編集しています。

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マルチングは、土の表面をワラやバーク(樹皮)チップ、プラスチックフィルムなどで覆うことです。乾燥防止、雑草抑制、土の流出防止、地温調節などの効果があります。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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