娘を心配するあまり母が隠したものとは!?昔の思い出がよみがえるアクセサリーにまつわる物語

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『キャッツアイの指輪』

まだ私が小学生の頃、いつも祖母はとても素敵なキャッツアイの指輪をつけていました。本物の猫の目のようで、シャープなラインがキラッと光って。こんな石が存在するんだ……こんな素敵な指輪の似合う大人になりたいと、憧れをもって見ていました。そして「祖母が使わなくなったら絶対欲しい」と伝えていました。
　私が40歳を過ぎた頃、祖母が亡くなりました。母から、祖母の形見としてキャッツアイの指輪を渡されました。昔のものなのでとてもシンプルなデザインですが、輝きはそのまま。リフォームをすることにした私は、石の大きさに合わせて周りにダイヤをあしらうことに。指輪は見違えるほど華やかに生まれ変わりました。この指輪をはめるたび、祖母との思い出がよみがえります。アクセサリーは身につけて気分が上がるだけではなく、そのときどきのエピソードも思い出される貴重で素晴らしいものだと感じます。
（茶々丸さん　61歳・愛知県）

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疲れやすい、手指がこわばる、汗をかきやすい……。これまで経験したことのない体調不良に戸惑う時期ですが、この時期の不調は「これって更年期？それとも単なる老化？」と判断がつきにくいものも多く、どう対処すればいいのか不安を抱える人も多数。

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『行方不明のイヤリング』

　高校2年生のとき、同い年の男の子と初めておつき合いをしました。クリスマスの日、その男の子から箱に入ったプレゼントをもらいました。それは、ふわふわとした綿菓子みたいな白いイヤリングでした。そのイヤリングは、何度か行方不明になりました。デートのとき、そのイヤリングをしようとするとジュエリーボックスに入っておらず、「ない！」と騒ぎだす私。何となく母には聞けず……。しかし、デートから帰るとイヤリングはジュエリーボックスの中にある！　「なくしたと思ったのに、なんで？」と思っていました。
　今にして思うと、母は娘がデートに行くのが心配で行かせまいと、ジュエリーボックスから取り出し、帰ってくる前に戻していたのではないかと思います。そのイヤリングは今でも宝物で、ジュエリーボックスにきちんと入っています。
（シナモンロールさん　51歳・宮城県）