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大切な人を亡くし苦しんだ日々を経て辿り着いた、30㎡ワンルームのシンプルな暮らし【60歳パフューマー 山藤陽子さん】

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ゆうゆう編集部

「迎えたもの」は何ですか?

住まいに合わせて小さくした冷蔵庫。食材は食べきれる量を購入して使いきるスタイルに

新調した「ハイアール」の冷蔵庫は、水回りの出入り口横にぴったり収まった。

「大きな冷蔵庫を使っていた頃は、食材をだめにしてしまうことも多々。最近は食べきれる量を〝どう食べるか〞まで考えて買うようになりました」

収納用品は住まいが変わっても使えるものを愛用。台車も手放せません

折りたたんだり重ねたりできる省スペースの収納用品を、すっきり見えるように複数購入するのが山藤さん流。

「移動が楽で掃除もしやすいキャスターつきのものも多用しています」。

シンプルなコンテナは、工業用資材を扱う「モノタロウ」の平台車にのせて〝キャスターつき〞に!

洋服は少数精鋭に。長く愛用できるように手入れ用のブラシを購入。

引っ越しを機にたくさんの服を手放して、少ない枚数を手入れしながら大切に着ようと「無印良品」で洋服ブラシを購入。

「残したのは仕事着でもあるワンピースが中心。あとは機能的でタフなところが好きなアウトドアウエアやスポーツウエアで、これらは気を使わずに扱えます」

Profile

山藤陽子さん
パフューマー●1963年山口県生まれ。結婚、出産、離婚を経て、オーガニックコスメブランドのマネージャー職を歴任。独立後、自身のパフュームブランド「SCENT OF YORK.」を立ち上げ、“ 気持ちのいいもの”を軸にライフスタイル提案も行う。

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撮影/土屋哲朗 取材・文/志賀朝子

※この記事は「ゆうゆう」2025年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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