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後悔しない【シニアの住み替え実例】7LDKの戸建てから二世帯同居のワンルームへ。生前断捨離で身軽に!

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ゆうゆう編集部

子どもが独立したり、体力の衰えを感じ始めたりするゆうゆう世代は、暮らし方を変えることを考える時期でもあります。読者の皆さんの悲喜こもごもの体験談をお届けします。今回は住み替えの体験談です。

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金森紀美子さん 73歳

7LDK→コンパクトなワンルームへ。生前断捨離ができて大満足

【住み替えDATA】
戸建て→二世帯同居

●旧宅は不動産業者を通じて売却。住み替えにかかった費用は、不要品の処理料と引っ越し費用がそれぞれ3万円ほど。あとは新居に合わせて少し家電を買い足した。

以前は義両親を含む家族7人で、一軒家(60坪・7LDK)に住んでいました。十数年前に夫が、その後義両親も亡くなり、子どもたちは自立して、気づけば一人暮らしになっていました。そんなときに、家を建てる息子夫婦から同居のお誘いがありました。同居するつもりはなかったけれど、広い家に一人はやっぱり心細い。私の部屋をつくるからという、息子の言葉に甘えることにしました。

生前断捨離したものはなんとトラック2台分!

住み替えで苦労したのは、旧宅と、ため込んだものの処分。家は売りに出しましたが買い手が見つからず、2年ほどは空き家でした。

ものの処分はもっと大変。タンス5~6棹、大きな座卓、衣類、食器と出てくる出てくる。家具はゴミに出せる大きさに壊し、解体できないものは有料粗大ゴミに。それがトラック2台分! 愛着もありましたが、処分のたびに部屋も気持ちもどんどん軽くなりました。

今の自室は、洋室にミニキッチンとクローゼットつき。自分の大切なものだけをきちんと整理でき、身の丈に合う広さで大満足です。

BEFORE

後悔しない【シニアの住み替え実例】7LDKの戸建てから二世帯同居のワンルームへ。生前断捨離で身軽に!(画像3)

7LDKの以前の家は、一人で住むには広すぎる。庭の手入れも大変でした。

AFTER

後悔しない【シニアの住み替え実例】7LDKの戸建てから二世帯同居のワンルームへ。生前断捨離で身軽に!(画像5)

自分に必要なものだけがコンパクトにそろっていて、快適に過ごしています。

新居の近くに高校時代の友人が住んでおり、彼女を通じて人の輪が広がりました。以前はあまり近所づき合いがなかったけれど、今はいろいろな活動に参加して退屈知らずです。

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※この記事は「ゆうゆう」2025年9月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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