「夫がNISAで退職金を運用中。NISAは何歳まで続けるべき?」お金のプロは認知症と関連づけて考えるってホント!?
普段はなかなか聞けないお金のこと。ファイナンシャルプランナーの井戸美枝さんに教えてもらいましょう! 雑誌「ゆうゆう」読者を代表して質問してくれたのは、もうすぐ60代を迎えるゆうゆうフレンド(読者モデル)の酒井昭子さん。気になる「60代以降のお金の話」を伺います。
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>>「夫が65歳まで働き、70歳から年金をもらう予定。収入のない5年間の生活費が不安…」ファイナンシャルプランナー・井戸美枝さんがアドバイス
お話を伺ったのは
ファイナンシャルプランナー
社会保険労務士
井戸美枝さん
いど・みえ●専門は生活に身近な経済問題、年金・社会保険問題。
最新刊に『ゼロ活~お金を使い切り、豊かに生きる!~』(扶桑社)。
Q 将来、おひとりさまになったときのことを考えて、お金の準備をしておくべきですか?
A もらえる遺族年金の額などを把握して
女性は2人に1人が90歳まで生きる時代。夫より妻のほうが長生きする可能性があるため、おひとりさまの老後を想定し、お金の備えをしておいたほうが安心です。妻のおひとりさま期は平均で10~12年。夫の遺族年金は厚生年金の場合、夫がもらっていた分の75%ほどとなります。まずは自分がもらえる遺族年金の額を把握したうえで、医療費や介護費など、自分ひとりになったときにいくらあると安心か、考えてみましょう。
Q 夫がNISAを利用し退職金を運用中。NISAは何歳まで続けていいのですか?
A 認知症リスクが上がる75歳が一つの目安
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