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あなたは大丈夫?ホリエモンが語る「バカ親の極み」がやりがちなコト。AI時代の人材育成も

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堀江貴文

「教育」や「子育て」にまつわる悩みは、世代を超えて尽きないもの。そんなテーマに、ホリエモンが一石を投じました。堀江貴文さんの新刊『バカ親につけるクスリ』から、抜粋してお届けします。第2回は、「バカ親」からの脱却!

▼前回はこちら▼

>>「学歴なんて過去の産物」ホリエモンが暴く「バカ親」の正体とは?

インターネットであらゆる情報に簡単にアクセスできるようになり、スマホひとつで学びも仕事もできるようになった。

面白いアイデアをすぐに発信すれば、それがお金になる時代だ。

学歴なんて、もはや必要ない。

自分が「面白い」ということに打ち込み、それを発信すれば、資金も調達できるし、売上だって立てられ、それで収入を得て生活できる時代になったのだ。

教育を受ける方法はいくらでもある

学びも同様だ。

学校になんか行かなくたって、教育を受ける方法なんていくらでもある

今やインターネットで、どんな情報にもすぐにアクセスできる時代だ。YouTubeでわかりやすい授業をしている人の動画を見ればいい。タダで学べる。

わからないことを質問したいのであれば、オンラインで1対1で教えてくれる人を探してもいいだろうし、家庭教師を雇う、フリースクールに通うなどすればいい。

バカ親の極みとは

小学校、中学校、高校、大学に通い、卒業したら就職して毎日会社に通い、いい頃合い に結婚して子どもができ、家や車を買って、仕事を引退して、年金で悠々自適に生活する。

こんな「テンプレ」通りの人生が幸せだという価値観は、すでに過去のものだ。マスと しての中流階級なんて、もはや消失している。その上で、インターネットの普及とグローバル化により、一人ひとりの個人の価値観が問われる時代になっているのだ。

そんな変化の速い時代を生きる子どもたちに、「自分の子ども時代はこうだったから」と言って20年前、30年前の「常識」「普通」を押しつけるなんて、バカ親の極みである。

この先、現在ある仕事の多くが、AIに代替される。

そんな時代にも「仕事がある人」は、自分にとっての「楽しい」「好き」を極めた人だけだ。

自分の「好き」という感情にピュアに向き合い、ひたすらに没頭すれば、いつしかそれ は仕事になる。これからの時代において、仕事は「引き受けるもの」から「作るもの」へと変わっていくのだ。

では、子どもが「自ら仕事を作り出せる」人になるために、親はどうすべきか。

「バカ親」から脱却し、子どもの自由な思考や行動を制限することをただちにやめ、好きなことを好きなようにやらせることである。

「子どもに失敗をさせたくない」と、過保護、過干渉になっている親は、バカ親だ。

子どもがやりたいことを否定し、自分の価値観を押しつける親も、バカ親だ。

子どもが考えたことを尊重し、自由な行動を見守ることが、親の役割だ。そうすること によって、子ども一人ひとりが、仕事を作り出せる「イノベーティブな起業家」に育っていく。

そのための「ネオ教育論」こそが、「バカ親につけるクスリ」である。

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※この記事は『バカ親につけるクスリ』堀江貴文著(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

バカ親につけるクスリ

堀江貴文著
主婦の友社刊
これからの教育の理想形とは? これからの時代を生き抜く子どもの成長と才能を伸ばす堀江式実践型子育て論
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