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【安藤和津さん77歳】支えるものを増やし、複数の柱で立つ人生設計とは

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ゆうゆう編集部

70代後半を迎えても、安藤和津さんの挑戦は止まりません。陶芸からダンス、麻雀まで新しいことに次々とトライし、「やりたいことリストが20個もある」という彼女の生き方には、充実したシニアライフのヒントが詰まっています。

▼前編はこちら▼

>>【安藤和津さん・77歳】自分の時間を真ん中に添える生き方「シン・自立」への挑戦

人生を支えるたくさんの柱

安藤さんが大切にしているのは、人生を支えるものを一つに絞らないことだ。

「人生ってね、なんか支えてくれるものがたくさんある方がいいような気がするの。自分を支えるものが1個っていうとそれが揺らいだ時には、全部にくずれてしまうから」

家族、仕事、友人関係、趣味など、複数の柱で自分の人生を支える。この考え方が、70代になってもなお活力に満ちた日々を送る秘訣なのかもしれない。

娘2人、孫2人、そして夫も含めて、「たくさんの柱で支えられて、私はそこに立っているイメージ」だと語る。

若い友人との交流が刺激に

特に印象的なのは、若い世代との積極的な交流だ。50代の友達と麻雀を楽しんだり、友人の誕生会でライブハウスに足を運んだりしている。

「自分の青春時代を思い出させてくれる何かに触れると、それがスイッチになるように感じて。心に若さというなんかこう活力がみなぎっていく感じがするのよ」

ライブハウスでは同世代の人たちが昔の曲に合わせて踊る光景を目にし、微笑ましく感じたという。

脳を活性化する麻雀の効果

趣味の中でも、麻雀は特に脳の活性化に効果的だと実感している。

「必ず4人で卓を囲んで、おしゃべりをしながら、自分の手を見ながら、前の人の捨て牌を見なきゃいけない」

マルチタスクで頭をフル回転させながら、人とのコミュニケーションも楽しめる。これが70代の脳トレーニングとしては理想的だと感じている。

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