咲き誇る秋バラが圧巻！ 中部エリアの【バラ園】2選。ローズスタイリスト・大野耕生さん監修のスポットも紹介
レッドヒル ヒーサーの森
秋の訪れとともに、鮮やかな彩りと奥深い香りをまとう秋バラの数々。各地のローズガーデンでは、定番の花はもちろん、そのスポットならではの新品種など、秋だけの表情を見せるバラが咲きそろいます。季節の移ろいを感じながら、ゆったりとバラを巡る旅に出かけてみませんか。今回は中部エリアのバラ園をご紹介します。
※掲載データは9月9日現在のものです。特に記載がない場合、最終入場は閉園30分前です。
気象条件等により見られない場合があります。詳細は各所ホームページ等でご確認ください。
ナビゲーターは
大野耕生さん ローズスタイリスト
おおの・こうしょう●全国各地のローズガーデンのデザインや植栽などを手がける他、初心者にもやさしい栽培方法やバラの魅力を幅広く伝える講演活動を展開中。
「バラの貴公子」の愛称で、NHK「趣味の園芸」をはじめTV・ラジオ出演多数。
【岐阜県】ぎふワールド・ローズガーデン
世界最大級の品種数を誇る、バラが魅力の県営公園
長年親しまれてきた「花フェスタ記念公園」が2021年に名称変更して誕生。オールドローズから最新品種まで約6000品種、2万株のバラが植栽され、四季折々の花が1年を通して咲き誇る。「平野部よりもやや標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいため、花色がより濃くて鮮やかです」
岐阜県可児市瀬田1584 -1
☎0574-63-7373
営業時間／9：00～17：00（4月2日～11月16日）、9：30～16：30（11月18日～3月30日）
休園日／火曜、6月16～18日、11月17日、年末年始
料金／700～1050円
https://gifu-wrg.jp/
ウェルカムガーデン
17品種、約5500株が来園者を出迎える
‘ノックアウト’が、見渡す限り咲くウェルカムガーデンの一画。ローズペイサージュ（＝景観をつくるバラ）ガーデンとしては世界最大規模。
写真／ピクスタ
約80万㎡の雄大な敷地をもつ大庭園には、ギャラリーや展望デッキ、茶室なども。バラを愛でながらのんびり散策し、リフレッシュを。
ローズヒップ
英国王立バラ協会との友好提携を記念する「フレンドシップガーデン」では、10～11月にローズヒップの多彩な実がなる。
バラの品種
‘ダブルディライト’
クリーム色と赤のグラデーションが麗しい、日本で人気の大輪のバラ。フルーティーな甘く強い香りが特徴。一輪ごとに表情が変わるのも魅力。
