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あの「マツケンサンバ」【松平健さん】の今。毎朝3駅分くらい歩き、スーパーや電車にも出没!?

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ゆうゆう編集部

将軍・吉宗が江戸の悪を痛快に斬る時代劇「暴れん坊将軍」、煌びやかな衣装で歌い踊る「マツケンサンバⅡ」など、俳優として、歌手として、第一線で活躍してきた松平健さん。新たに挑む舞台では、どんな一面を見せてくれるのか? 今の想いを伺いました。

プロフィール
松平 健さん 俳優
まつだいら・けん●1953年、愛知県生まれ。
75年「座頭市物語〜心中あいや節〜」でデビュー。
78年にスタートした時代劇シリーズ「暴れん坊将軍」で主役の徳川吉宗を演じ、一躍スターに。
2004年、「マツケンサンバⅡ」が話題となり、同年「NHK紅白歌合戦」に出場。
近年の出演作にNHK連続テレビ小説「おむすび」、舞台「サザエさん」など。

「暴れん坊将軍」卒業がマツケンサンバを生んだ

芸能生活は50年以上。映画、ドラマ、舞台、さらに歌まで、幅広く活躍を続けている松平 健さん。江戸時代の八代将軍・徳川吉宗が貧乏旗本の三男坊・新さんに姿を変え、庶民と交流しながら世にはびこる悪を斬っていく時代劇「暴れん坊将軍」の主役に抜擢され、これが当たり役に。1978年にスタートした同作は、足かけ25年にわたる人気シリーズとなった。

「途中、先輩から『同じ役をずっと続けるとイメージがついちゃうから損だよ』と言われましたが、別にイメージがついてもいいかなと思いましたし、その間、別の作品でいろんな役をやらせていただくこともできました。結果的に『暴れん坊将軍』は自分の代表作になりましたから、運がよかったと思います」

現代劇からミュージカルまで数多の役柄をこなすが、やはり時代劇においての存在感は格別。徳川吉宗以外にも武田信玄、平清盛、徳川家康など、歴史上の人物を演じてきた。そんな松平さんが9月から舞台『大逆転!戦国武将誉賑(せんごくかーにばる)』に臨む。役どころは戦国時代の武将・織田信長だ。

「信長というと、自分の望みを達成するためには冷酷にもなる人物というイメージ。でも、今回演じるのはそんな信長ではありません。僕以外のキャストも歴史的な人物を演じますが、みんな何でもアリ(笑)。皆さんが思っているものとは全然違う、涙あり、笑いありのエンターテインメント時代劇です」

この舞台、2023年に上演された『大逆転!大江戸桜誉賑(おおえどかーにばる)』に続くシリーズ第2弾。前作は江戸時代を背景としていたが、本作では戦国時代が舞台。

「前作は町人と殿様が入れ替わるというわかりやすいストーリーでしたが、今回はもっと複雑でテンポも早い。前回よりもハードルが高いと感じています」

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