【玉ねぎ保存の完全ガイド】涙が出ない冷凍&冷蔵保存のコツと活用レシピ
保存性が高く、どんなメニューにも重宝する玉ねぎ。安いときにたくさん買ってストックしておきたいですね。料理研究家の沼津りえさんに、おいしさをキープする保存方法を教わりましょう。玉ねぎの主な栄養素は糖類で、じっくり加熱すると辛みがとんで甘みが引き立ちます。うまみ成分のアミノ酸も多く含み、料理のだしのような役割も!
常温保存
常温で保存する場合は冷暗所で。保存期間の目安は1カ月です。
冷蔵保存
皮つきのままポリ袋に入れ、冷蔵庫へ。皮ごと冷蔵することで栄養価がキープできます。いため物に使用すると、すぐにあめ色に変化して甘みが増すので、カレーなどに使うのがおすすめ。
皮つきのまままるごと冷蔵する場合は、保存期間は10日間が目安です。
玉ねぎを天日干しした場合は、保存期間は冷蔵で1カ月です。
冷凍保存
解凍方法
繊維を断つように切っていためて
繊維を断ち切るように薄切りにして冷凍すると、甘みが増します。フライパンで油を引かずにいためると、すぐにあめ色になり、トロトロに。甘みも強くなり、おいしさもアップ。油でいためないぶん、カロリーもダウン。スープやハンバーグのタネ、ハヤシライス、シチューなどのコク出しに大活躍します。
皮のおいしい食べ方
玉ねぎのスープを作るときなど、皮でだしをとるとおいしくなります。皮でだしをとったスープは離乳食スタート時にもおすすめです。
冷凍玉ねぎで、まるごとサラダ
材料と作り方(2人分)
①冷凍玉ねぎ1個の皮をむいて、ラップで包み、電子レンジで6〜7分加熱する。少しやわらかくなったら、6等分に切り込みを入れる。
②器に玉ねぎを盛り、缶汁をきったツナ缶1/2缶、マヨネーズ大さじ1と1/2、みじん切りのピクルス適量、塩・こしょう各少々をまぜ合わせたソースを中心にのせ、ドライパセリ適量を散らす。
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※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。
食品長持ち保存術
沼津りえ著
主婦の友社刊
せっかく買った食品はできるだけ長持ちさせたいもの。料理研究家・沼津りえさんがさまざまな方法を試してたどり着いた、ムダを出さずに最後までおいしく食べきるための食材の保存方法をまとめました。
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