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中高年120名以上に聞いた【2025最新・サプリ事情】閉経後によく飲まれているサプリは?人気の成分は?

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ゆうゆう編集部

健康や美容のために、毎日の食事だけでなく、健康食品やサプリメントを取り入れている方も多いのではないでしょうか。でも、「何を選べばいいの?」「効果って本当にあるの?」と迷うこともありますよね。そこで雑誌『ゆうゆう』とWEB『ゆうゆうtime』は読者がどんな健康食品やサプリメントを、どのように、どんな理由で取り入れているのか、実態を知るためのアンケートを実施しました。

【調査概要】

調査主体:主婦の友社
調査名:健康食品・サプリに関する実態調査
対象者:全国に住む40~70代の男女126名(男女比:男性13%・女性87%)
調査方法:インターネットリサーチ、書面送付

Q1/ 現在、健康食品やサプリメントを利用していますか?

約6割が“現在利用中”。サプリ愛用者はもはや常識

健康や美容、元気維持のために健康食品やサプリを日常的に取り入れている人が多数派でした。50代60代がメインのゆうゆう読者層でも「当たり前の習慣」になっていることがうかがえます。

一方で“やめた”経験者も3割近く

効果を実感できなかった、費用がかさむ、飲み忘れが多い、など理由はさまざま。「やめどき」「見直しどき」も気になる様子がうかがえます。

“未経験”は少数派だが1割以上

「薬やサプリに頼りたくない」「食事で十分」と考える層も一定数存在していることが判明しました。

Q2/利用している(していた)場合、どのくらいの頻度ですか?

7割以上がサプリ利用を習慣化している

健康食品やサプリを利用している、あるいは過去に利用していた方に頻度を伺ったところ、「毎日飲んでいる」方が74%と圧倒的多数でした。続いて「週に数回」が11%、「気が向いたときだけ」が15%という結果に。多くの方がサプリを習慣として生活に組み込んでいる一方で、「必要なときだけ取り入れる」という柔軟なスタイルも一定数見られました。

Q3/健康食品やサプリメントを利用する主な目的は何ですか?(複数回答可)

約3割が健康維持目的。過剰な期待はしていない

健康食品やサプリを利用する理由として最も多かったのは、「健康維持」29%。続いて 「不足しがちな栄養補給」21% が多く、日々の食事だけでは補いきれない栄養を意識している方が多いことがわかります。そのほか、「アンチエイジング」14%、「持病のサポート」「美容」「疲れやすさ改善」各12% といった声もありました。一方で、「家族・友人のすすめ」1% や 「広告や記事で興味」2% といった外的要因は少なく、自分の体調や目的に合わせて選んでいる傾向が強く見られます。

加齢に負けず、いつまでも元気でいたいから

●少しでもきれいな視野を維持したいから(72歳) ●筋肉をつけて健康維持をするためにプロテインを飲んでいます(64歳) ●私の場合は、効果のある健康食品は副作用も強いような気がしたため、気が向いたときだけ飲むようにしています(68歳) ●60歳を過ぎた頃から疲れやすくなり、改善したくていろいろ試すように(64歳) ●更年期の不調を改善するため(55歳) ●加齢に負けず、いつまでも元気でいたいから(68歳) ●運動後にプロテインを飲んでいます(60歳・千葉県) ●気休め、自分を安心させるために飲んでいます(62歳) ●疲れてくるとめまいの症状が出てきたが、サプリを毎日飲むようにしたら改善しました(69歳) 

Q4/よく利用する健康食品・サプリメントはどんな種類ですか?(複数回答可)

美容・健康の補助にビタミンを約3割が補給

よく利用しているサプリの種類では、「ビタミン」29% が最も多く、続いて 「ミネラル」21% が上位に挙がりました。基本的な栄養素を補う目的で利用している方が多いようです。そのほか、「カルシウム」12%、「酵素」12%、「コラーゲン」9%、「青汁」9% と続き、健康維持や美容に直結する成分への関心もうかがえます。一方で、「DHA」「乳酸菌」「発酵食品系」各6%、「EPA」「プロテイン」各4%、「ヒアルロン酸」3% といった成分は少数派。全体を通じて「不足しがちな栄養をベースに、美容や健康をサポートする成分をプラスする」という利用傾向が見えてきました。

商品名、愛用歴、効果、体調面の変化を教えて!

●DHCの目にいいサプリを10年ぐらい、コンドロイチン配合のサントリーの商品を4~5年飲んでいます。飲んでいるからこの程度で済んでいるのかな、と思っています(73歳) ●閉経後に「エクエル」を飲み始めました。特に肌の変化が大きくて、全身がしっとりしてきて、手指はハンドクリームなしで過ごせるようになりました。気力も高まった気がします。(55歳) ●ファンケルは価格も手頃で企業としても信頼できます。サプリの品質もよさそうなので一生お世話になるつもりです(55歳) ●「黒酢にんにく」を3年ほど。大きな病気にならずに過ごせていますが、効果はよくわかりません(64歳) ●「ザバス ソイプロテイン」を5年続けています。元気に過ごせていることはもちろん、皮膚や爪がきれいになったと思います(59歳) ●風邪の予防をするために「R-1」を1年以上飲み続けています(71歳) ●スタミナをつけるために「黒酢×黒にんにくプレミアム」を。夕方まで頑張れるようになりました(61歳) ●「ロコモア」を2年。足が軽くなりました(67歳) ●ファンケルの「えんきん」。劇的な変化はわかりませんが、しばらく飲むのをやめたら、飲んでいるときに比べて見えづらくなったので、それからは続けています(62歳) ●「えんきん」で5年間、視力を維持できています(50歳) ●マルチビタミンの効果は高いです。体が軽くなりました(55歳) ●「エクエル」。変わらずに過ごせていることがいいのかと(62歳)●プロポリスを5年。疲れがたまらない気がします(54歳)  

Q5/主な購入場所はどこですか?

購入場所は安全・利便性を優先して選ぶ大人世代

健康食品やサプリメントの購入場所は、通販・ネットショップが44.1%と最も多く、次いでドラッグストア(32.4%)、スーパー(9.0%)という結果になりました。通販を選ぶ理由としては、「自宅まで届けてくれる」「定期便で買い忘れがない」「クーポンや価格の安さ」といった利便性と経済性が挙げられています。一方、ドラッグストアは「安全性や信頼感」「薬剤師に相談できる」「ポイントが貯まる」など、安心感と手軽さが支持されています。
スーパーを選ぶ人は「手軽に買える」「日常の買い物ついでに購入できる」といった気軽さを重視。そのほか、健康食品専門店や訪問販売、カーブスや生協など、信頼できる対面や生活圏での購入も少数ながら見られました。全体として、読者は安全性・利便性・価格・生活習慣との相性を基準に、自分に合った購入方法を選んでいることがうかがえます。

その購入場所を選んだ理由を教えて

●手軽に買えるから、スーパー一択です(73歳) ●店に足を運ばなくても自宅まで届けてくれて便利なので通販を利用しています(55歳) ●品ぞろえがよく、比較して購入できるドラッグストア(71歳) ●価格もお得で、重たい荷物の移動が大変なのでアマゾンで定期購入しています(60歳) ●TVショッピングでキャンペーンをしていたから。解約が電話でできるのでシニアでも安心感があります(73歳) ●体力づくりのために通っているカーブスで(64歳) ●ネットショップ。クーポンなどで安く買えるから(61歳) ●手軽に手に入り、ポイントもつくからドラッグストアで買っています(53歳) ●通販です。どんな時間帯でも注文できるから(55歳) ●同じ会社から直接通販で買っています(64歳) ●Amazon またはヨドバシドットコムで。購入のタイミングで安い方で購入しています。ゴミは増えますが無料配達でほぼ翌日までに届くので便利です(50歳) ●購入している健康食品の種類が多いので、Amazonでまとめて購入しています(50歳) ●ドラックストアです。店にいる薬剤師に相談でき、信用できたから(73歳) 

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