【中道あんさん流】贅沢はポイントでする!ポルトガルフリー旅行13日間にかけた費用
現地ツアーは日本で支払っておくと、気が楽!
ひとりには、ひとりの良さがあるけれど、5人も集まれば、旅の楽しみが広がる。ツアーコンダクターのEさんのおかげで、現地でプライベートツアーを催行。大型バンに私たち5人と日本人ガイド。運転手は現地のドライバーだ。最大のメリットは自分たちだけなので時間の融通が利くこと、日本語で何でも聞けちゃうこと。ポルトガルにいるけれど、感覚的には日本のツアーのようでストレスがない。
リスボン滞在中に「シントラ~ロカ岬、宮殿巡りツアー」へ。シントラのペーナ宮殿を見学した後は、UNESCOの「シントラの文化的景観」の一部として世界遺産にも登録されている宮殿へ。現在は、ラグジュアリーホテルとして運営されており、とてもホスピタリティが豊かなホテル内のレストランでランチ会。ポルトガル料理に国際的なテイストを加えた料理を堪能した。
ポルト移動してからは、伝統工芸品のフィリグラーナの工房を見学してから「ドウロ渓谷のランチ付きワイナリー見学ツアー」。ワイナリーでは園内にあるレストランでガイドさんも一緒にランチ会。ドウロ渓谷の斜面に広がるブドウ畑は、ひとつひとつの畝(うね)が直線と曲線を織りなし、緑の幾何学模様が山肌いっぱいに広がって魅了された。その自然と人間の調和が生んだ優美なる風景を眺めるテラス席で、ポルトガルの伝統料理、干し鱈のグラタンとポルトワインを堪能した。
とにかく、ポルトガルでは、魚介類がこの上なく美味しいし、ふんだんに使われていてとても贅沢。しかも、そこまで高くはない。食いしん坊の私には思い出すだけでヨダレが落ちそうである。2つのツアーは事前に日本で支払いを済ませており、合計6万8000円(食事代別)。この体験はひとり旅では叶わないので、ツアーを組んでくれたEさんと一緒に参加してくれた友人たちに感謝である。
ポルトから国境を越えて、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ観光1日ツアーを利用した。こちらは、日本でツアー会社を通して申し込んだ。大型観光バスで行くもんだと思ったら、8人乗りのバンだった。4人で参加して他に2つのグループと相乗りバスみたいなもの。帰りに、城塞都市ヴァレンサ・ド・ミーニョに寄ったのだけれど、リネン製品や刺繍タオルなど織物のショップがたくさん並んでいて、日本でいうドライブインか道の駅と同じような感じだった。このツアー代金が1万2000円。
このように事前に計画を立てて、支払いまで済ませておくと、いくらか気が楽である。
