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【中道あんさん流】贅沢はポイントでする!ポルトガルフリー旅行13日間にかけた費用

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中道あん

海外でカード決済するときの「事務処理手数料」に注目

さて、海外旅行で現金をいくら持っていくかは気になるところ。日本と同じく、ポルトガルではほとんどがカード払い。メトロやトラムもきっぷを買わずに改札でクレジットカードのタッチ決済が可能。ただし、カードの表面にWi-Fiのような波形マークが付いているものだけ。タクシーは事前にBlotアプリを入れておけば登録のクレジットカードで自動決済。

現金を使うシーンがほとんどないといっていい。けれど、グループで食事をする場合はワリカンすることになる。そのときユーロのやりとりがあるだろうから、一応220€を持っていった。1ユーロ173円だとして3万8000円程度。現金を持っていない人がカードで支払い、他のメンバーは現金を渡す。この旅では各自の現金が5人の財布を回遊していたと思う。

ふだん何気なくクレジットカードを使っていませんか? 海外でカード決済した場合、外貨ショッピングに事務処理手数料が上乗せされる。その手数料はクレジット会社によって違うことを知られていない。カード会社の「ポイント還元率」や「特典」はよく宣伝されているが、「海外利用手数料○%」というのは、小さな文字で書かれていることが多い。

事前に調べてみたら、家に置いていくつもりのデパート系列のVISAカードが一番安かった。DCカードと比較してみると、100€をカードで決済すると250円くらいの差がつくことが分かった。買い物はVISAで、ポイントを貯めたい時はAMEXで。と使い分けるようにした。JALのマイルを貯めるためのDCカードはタッチ決済のシーンで活用した。

さて、楽しい旅を終えて財布に残っていたのは7ユーロと少し。あとはクレジットカード会社の明細とレシートをチェックしていく。クレジットカードを使うことで、旅の途中でもスマホで明細をチェックできるところがメリット。もし使いすぎていれば、財布の紐を締めればいい。

サーチャージ、ホテル宿泊費用3泊分と、現地での観光や鉄道、食事代、お土産代などのこの13日間にかけた費用の合計は48万4011円でした。だいたいで50万円以内に収まればいいなぁ、と思っていたのでばっちりである。それが、安いのか高いのかは、わからないけれど、一期一会の旅を楽しみ、人生の経験が増えて良かったと思う。次は、どこに行こう? 夢は、ファーストクラスを体験してみたい——。

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