【パリ在住30年のライターが教える】パリで大行列の日本発ランチとは?そのバリエにも驚き!
一番人気は「エビフライおにぎり」
こちらも日本人のシェフのお店ですが、秋田県の米を利用したお店、その名も「O- KOMÉ」(オコメ)。
一番人気が「エビフライおにぎり」です。
自家製のタルタルソースを添えたエビフライおにぎり。タルタルソースは、ピクルスの酸味を効かせた味がおにぎりと良く合います。上に乗っているハーブは「フヌイユ」(英語名フェンネル)。
ほかにも、日本の定番おにぎりを、素材にこだわりながら、味噌や生姜をきかせて個性的にアレンジしたラインナップが並んでいます。
日替わりの惣菜、ミニ茶碗蒸し、そして蕎麦サラダも、優しい味付けが自慢のサイドメニューです。
ベジタリアン向けには、オリジナルレシピの豆腐丼があります。
店内には、秋田米や各種日本酒など、こだわりの商品も置いています。
昔なつかしい、素朴で温かい家庭の味を守り続けるテイクアウトのお店です。
【お店はこちら】
「O- KOMÉ」
34 rue Dauphine, 75006 Paris
もはや多国籍!「創作おにぎり」は20種類以上
こちらも日本人のシェフのお店です。百貨店のプランタン、ギャラリー・ラファイエットのすぐ近くにある創作おにぎりといなり寿司の専門店「Komé-Komé」(コメコメ)。
ランチタイムは、近くで勤務している人々で賑わい、その他の時間も多くの観光客が列を作って並んでいます。
おにぎりは約10種類、いなり寿司は20種類以上あります。
和洋中にイタリアンやエスニック、様々な味の組み合わせが選べます。
日本にはない個性的なおにぎりは、トマトとバジル、ビーフのプルコギ、椎茸のリゾット、チキンタジンとドライフルーツ、カプレーゼなど。
トッピングにボリューム感があるので、フランス人の女性たちは2〜3個を買っています。
いなり寿司のトッピングも、選ぶのを迷ってしまうほどバラエティー豊かです。
ラタトゥイユとパルメザンチーズ、イチジクとエビフライ、ブルッタチーズとピスタチオ、スモークサーモンとマンゴー、焼きチーズとベーコン……。
フランスらしい感性を生かした、多国籍な味わいが魅力です。
【お店はこちら】
「Komé-Komé」
43 rue de Caumartin, 75009 Paris
